(4) 設備計画
(ア) 給水計画
・本計画地区への給水は、計画地内および周辺部に井戸などの新水源を新設を予定している。まだ、現時点では水量等、未確定の要素が大きいが、ここでは計画地区上部で井戸を新設し、必要な処理が施されたものとし、配水槽以下、重力式配水を行うものとする。
・計画施設のピーク時の使用水量は、以下のとおり1日約67m2が見込まれる。

(イ) 汚水処理計画
・本計画地区から発生する汚水(し尿および雑排水)は総て合併処理槽にて処理する。
・合併処理槽は、計画地の下方に設置し、BOD20ppm以下に処理した後、道路沿いに整備した排水管を経て、日本海に放流する。
・新設する浄化槽の処理汚水処理量は、以下のとおり約54m3が見込まれる。
<必要汚水処理量の算定>
・必要汚水処理量67.4m3×0.8(処理率)=53.92≒54m2/日
(ウ) 雨水排水計画
・建物、外構舗装、道路舗装などの雨水処理が必要な場所には、浸透桝や浸透管などを適宜設置し処理する。処理能力を越えた雨水については、側溝や配水管などで集水し、道路沿いに整備した排水管を経て、日本海に放流する。
・また、駐車スペース周辺の雨水は、ガソリントラップ桝にて漉過し排水する。
・調整池の設置の必要性については、別途調査する必要がある。
前ページ 目次へ 次ページ