
(2) 年間利用者数の想定 (ア) 中核的施設群の宿泊客数・日帰り客数の推計 ・中部地方の西暦2000年のオートキャンプ需要は、261万人泊(オートキャンプ場調査報告書 平成2年3月(財)日本観光開発財団)と目されている。 ・現在、我が国においては、設備の整った質の高いオートキャンプ場は極めて少なく、潜在需要に対しての受け皿は不十分である。したがって、オートキャンプ場利用者数は、ほとんど施設の規模で想定されることになる。 ・本中核的施設群の開設日数は、AC電源付個別サイトを通年(365日)、個別サイト、広場サイトを240日(3月1日〜10月31日)と想定する。 ・3月1日〜10月31日の稼動率を15%、11月1日〜2月28日の稼動率を3%と想定する。 
・また、本中核的施設群は一般の観光客、住民にも開かれた施設となるよう、日帰り利用を想定する。 ・日帰り客数の推計は、次のとおりとする。 押水町の年間観光客数 284千人/年 × 利用率 1% = 2,840人 ・以上より、本中核的施設群の年間宿泊客数および日帰り客数を15,276人、2,840人程度と推計する。 (イ) 中核的施設群に付随する立ち寄り施設利用者数の推計 ・本中核的施設群は、より一般に開放する意味で、施設に付随した立ち寄り施設(後述する計画施設、「見晴らし茶亭」を指す、)を計画している。 ・立ち寄り施設の利用者数の推計は、次のとおりである。(なお、立ち寄り施設利用者数は、中核的施設群の宿泊客および日帰り客の立ち寄り施設の利用者数を除くものとする。) 押水町の年間観光客数 284千人/年 × 利用率 3% = 8,520人 ・以上から、立ち寄り施設の年間利用者数を8,520人程度と推計する。
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