
この地区の景膀地を結ぶ、能都内浦線、能都穴水線、庵鵜浦大田新線、田尻祖母浦半浦線を能登岬八景道路として整備を促進する。 七尾市から邑知潟地溝帯を経て宝達山麓を南下するコースを中能登街道として定め、能登風土記の郷として整備している石動山及び国分寺跡など歴史公園の整備と、鹿西町雨の宮、能登島町須曽蝦夷穴、鳥屋町川田の各古墳の復元を含む周辺施設の整備、七尾城跡などの整備、適神社など氷見市側の史跡とあわせ石動山から宝達山に連なる山道の整備計画の具体化を図る。 津幡町の森林公園は、森林に親しむ保健休養と、自然教育・林業体験等の場として整備を進めているが、更にレクレーション機能の充実などに努める。 個々の文化財、観光地、観光資源が持つ固有の魅力を生かし、全体としての結びつきによって相乗効果を高めるため、本地域の観光のニーズに適応した観光テーマの設定と、テーマに対応した観光資源の発掘、開発など要件を整えるための調査研究を進め、周遊型観光、滞在型観光の拡充と、これらの複合型観光や通年型観光の推進に向け整備を進め、アフターコンベンションツアーの受け入れに努める。 アウトドアライフに適応した滞在型の交流拠点の整備について、オートキャンプ場、野営場のネットワーク化を進め、グリーンツーリズム(農林漁業、農山漁村観光)、ブルーツーリズム(漁業、漁村観光)、エコツーリズム(自然、環境観光)などを推進し、目的別の拠点整備を促進する。 健康志向の高まり、レジャーの多様化を背景にしたサイクリング需要の増大を受け、「のと回廊」・「香島津回廊」として自転車道を整備し、沿線の公園、海水浴場、名所旧跡などの活用と、ツーリングイベントの開催など民間活力の支援に努める。 自然保護の高揚と地域住民との交流を図るため、周辺地域と一体となって、景勝地をめぐる遊歩道の整備を調査し、休憩園地、駐車場等の事業の具体化に努める。 〈以下略〉
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