旅先での行動について、すべてをあげてもらったところ、最も多かったのが「風景鑑賞などの行楽」で16.4%、次いで「飲食・買物」(13.6%)、「ドライブ」(11.8%)、「動・植物園など」(10.2%)の順であった。
また、主な行動1つだけに限定してもらうと、
の順になる。
主な行動を地域別に上位3位までみると、次のとおりである。
(%)
地域 |
一位 |
二位 |
三位 |
北海道 |
温泉浴(7.1) |
動植物園(6.0) |
風景鑑賞(5.5) |
東北 |
温泉浴、つり(17.0) |
飲食・買物(7.5) |
関東 |
ゴルフ(8.2) |
風景鑑賞(7.7) |
映画演劇(6.7) |
甲信越 |
温泉浴(14.1) |
ゴルフ(10.2) |
飲食・買物(7.8) |
中部 |
風景鑑賞(8.8) |
ドライブ(7.7) |
ゴルフ(7.3) |
関西 |
風景鑑賞(15.1) |
映画演劇(8.6) |
つり(8.4) |
中国 |
風景鑑賞(9.2) |
つり(8.3) |
温泉浴(6.7) |
四国 |
温泉浴(18.6) |
風景鑑賞(10.3) |
ゴルフ(7.3) |
九州 |
風景鑑賞(14.1) |
温泉浴(10.7) |
遊園地(9.2) |
北海道、束北、甲信越、四国では「温泉浴」が1位となり、関東を除く他の地域では「風景鑑賞などの行楽」が1位となっている。地域の特徴としては、関東、甲信越、中部、四国でゴルフが上位にあがっているのが目を引く。
主な行動別に参加の多い層をあげると、次のとおりである。
風景鑑賞などの行楽:男性60代(11.6%)・70歳以上(11.8%)、女性40代(12.9%)・50代(19.5%)・60代(25.1%)・70歳以上(30.0%)、主婦(13.2%)、無職(17.2%)
ゴルフ:男性40代(12.5%)・50代(19.4%)・60代(14.9%)・70歳以上(55.5%)、自営の商工業(12.1%)、管理職(25.3%)、無職(12.6%)
温泉浴・ヘルスセンター:男性60代(14.0%)、女性60代(19.0%)・70歳以上(25.6%)、農林漁業(30.4%)、労務・技能職(10.0%)、無職(12.7%)
映画、演劇、音楽会:男性15〜17歳(18.8%)、女性15〜17歳(17.6%)・18〜19歳(14.9%)・20〜24歳(11.3%)・50代(10.9%)、自由業(10.8%)、学生(11.8%)
7. 募集団体参加の有無
旅行会社などが募集した団体に参加した日帰り観光は、全体のわずか2.5%で、宿泊観光の団体への参加(14.9%)に比べ、大幅に少なくなっている。
募集団体への参加が多いのは、男性60代(6.4%)、女性60代(9.3%)・70歳以上(8.1%)、自由業(16.7%)となっている。
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