しかし、行政改革を行い、規制緩和、地方分権化、民間委譲を達成して政府がスリムになったとしても、政府が存在することには変わりがない。私の恩師デュワイト・ワルドーは「政府なくしては文明はない」と言っている。たとえば、日本より一足先に行政改革を手掛けたアメリカ、イギリスがどれだけ小さな政府の達成に成功したであろうか。日本の公務員数(国・地方を含めて)は450万人程、人口比率で35%である。これに対し、アメリカは人口比7.1%、イギリスは7.7%である。小さな政府になったとしても、政府は存在するわけである。