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[参考資料]

 

以下は、講演内容の理解に資するために、講演に先立ち事前に送られてきた資料を再掲するものである。

 

 

世界のオンブズマンの動向と行政相談委員

 

1. 世界のオンブズマンの動向

 

1−1.

たいていのオンブズマンの国際会議において、あなたは、世界中でオンブズマン制度が今日著しく発展しているということについて、誰かが話をするのを聞くだろう。

本当に、こうした〔オンブズマン制度の〕普及は、まさにオンブズマンの設立によって、ある特殊な社会・政治環境における容認acceptance、寛容、公平さの追求といった何かしら積極的なことがらを意味するという段階に至ったのであろうか?

 

起源を異にする制度、あるいはほとんど関連がない制度は、互いにそれぞれ他の最も優れた特徴を巧妙に採り入れ、したがってシステムそれ自体の中心的な目的を強めているようでもある。例えば、私は特別査問委員会Special Commissions of Enquiry、裁判所、及び日本の行政相談制度の機能について調べてきたが、それもこれらのシステムを強化している特質を確認し、また可能な場合にはいつでも、こうした特質をオンブズマン制度と結びつけるためにであった。

 

1−2.

カナダのアルバータ州で開催された第1回国際オンブズマン会議では、38の司法的機関jurisdictionsだけしか参加していなかった。1988年10月にオーストラリアのキャンベラで第4回国際オンブズマン会議が開催され、私が南オーストラリア州のオンブズマンとして出席した時には、63の司法的機関jurisdictionsが参加した。これが、さらに1992年、ウィーンでの第5回国際オンブズマン会議では75のさまざまな司法的機関jurisdictionsにまで増加した。

 

 

 

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