(2)特別総合行政相談所の開設 兵庫事務所では、震災当初から、本庁及び近畿管区局の応援と関係行政機関や各種団体の協力などを得て、これらの機関等が一同に会して相談を受ける「特別総合行政相談所」を開設してきた。 この「特別総合行政相談所」は、平成8年11月までのこの1年10カ月間に神戸市、西宮市及び芦屋市の3市17カ所で、国の行政機関、特殊法人及び県、市の関係部局や弁護士会、司法書士会等の民間団体など延べ 278機関の参加を得、開催された。 第1回の特別総合行政相談所は、震災発生3週間後の平成7年2月9日、10日の2日間、兵庫事務所が入居している神戸地方合同庁舎会議室において開催され、その後、同年6月まで月1回のペースで開催された。多くの相談者が見込まれたことや利用者の利便等から5月の西宮市開催分を除いて、初期の段階ではいずれも開催は2日間となっている。 7月以降は、おおむね2カ月に1回の割合で開催日も1日として実施され、平成8年11月現在までの1年10カ月間の開催回数は、次図にみるように神戸市、西宮市及び芦屋市の3市において計17回、参加行政機関等延 278機関、受付総件数は 3,457件となっている。 図−3 特別総合行政相談所における受付件数
(注)関係行政機関の参加状況等詳細は、資料編参照
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