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12.4.2 腐食性については生体組織腐食と金属腐食が考えられるが、 前者は現在OECDで検討されていること及び本年10月に本件に関連する会合が行われるのでその結果を次回委員会に報告するとのOECD代表の発言があった。 後者については、 以前本小委員会に我が国も提案したことがあるが、 現在のところいずれの機関においても検討されていないことが注目された。

 

12.5 環境有害物質の統一分類基準

12.5.1 IMO代表は、 本年5月に開催された船舶輸送される有害性物質の有害性評価に関するGESAMP W/Gの検討内容を報告した。

OECD代表は、 環境有害物質の分類基準に関するOECDでのW/Gが本年9月下旬に開催される予定であることを報告した。

 

12.6 標札及び危険通報システム

12.6.1 主標札と副標札(分類番号がないもの)との差異は安全輸送上あまり意味をもたないので副標札の分類番号の有無は任意にすべきであるとするドイツ提案(R.726)及び標札の色彩規格を明確に規定すべきであるとするニュージーランド提案(R.782)は、 共に支持されなかった。

 

13.次回会合

13.1 第19回 委員会 1996年12月2日〜10日 於 国連欧州本部(ジュネーブ)

13.2 次回委員会への提案文書の提出期限は、 9月20日事務局到着とされた。

 

以 上

 

 

 

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