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IGUSでの検討状況について日本/オランダの共同提案(R.12-20)が出される予 定であるが、 正式提案文書はまだ未入手である。

12.2.3 ドイツは酸化性ガスの定義及び判定基準策定のための試験及び計算方法に関するISO基準の検証を提案している。

 

12.3 可燃性物質類の統一分類基準

12.3.1 引火性液体の上限値については、 11SCMのW/Gにおいて90℃、 93℃又は100℃のいずれかにすることが同意された。 我が国はこの決定について、 引火性液体の統一分類基準の一つとしての引火点の上限値を設けることに反対する趣旨の提案(R.12-20)を行っている。

12.3.2 英国は、 11SCMで議論の対象となったエアゾールの引火性基準について、 W/Gの検討のたたき台的な提案(R.12-19)を行っている。

 

12.4 毒性の統一分類基準

12.4.1 毒性の統一分類基準については、 前回からの継続提案があるのみで、 今回会合に対する提案は現在のところ未入手である。

 

12.5 環境有害性の統一分類

12.5.1 国連勧告第10章に環境有害性物質に関する特別規定を新設するとする英国提案(R.664)に対してアルゼンチンが修正意見を提案(R.707)している。

オランダは、 環境有害性の統一分類策定に関する原則を提案(R.708)している。 第2部会はこれら提案については適宜対応とした。

 

12.6 腐食性、 標札及び危険通報システム並びに有害廃棄物の統一分類

12.6.1 これらの統一分類基準に関する提案文書は、 現在のところ未入手である。

 

13.他の機関との関係及びその他の事項

13.1 他の機関との関係

13.1.1 他の機関との関係については、 IMO, ICAO, IAEA, ILO等における危険物輸送に係わる検討状況が報告されるが、 現時点での関連文書は未入手である。

 

13.2 その他の事項

13.2.1 米国は、 UN/ECEの国際貿易手続簡易化に関する作業部会における危険物書類の記載内容の統一についての勧告に基づく国連勧告第13章の改正を提案(R.12-16)している。 本提案に対し第2部会は賛成することとしている。

 

以 上

 

 

 

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