電子化については、パソコンをシステムとしてではなく、単体として文書の清書やデータの計算にのみ利用していることも依然として多いようである。組織内において異なったアプリケーションやフォーマットを使用している場合、様々な問題が発生すると思われる。まず、異なったアプリケーション間、あるいはバージョンアップでデータをコンバートすると精度が落ちることが多く、相互の互換性で手間取ることもあって労力がかかる。又、文書はファイル単位で利用されるため、一部分のみを取り出して加工するといったことが難しいと思われる。又、複数文書で共通に使用している語句の修正の場合、その修正の影響がどこまで波及するのかの把握が難しい。さらに、共通したフォーマットでの文書の作成を心がけておかないと、将来、文書をシステム的に管理する必要が生じた際に大きな負