数年前までは、情報提供に用いることができるパッケージメディアはフロッピーディスク程度しかなかったため、その容量の限界(1.4MB)から情報量が大きい画像データ等を扱うには不便であった。しかし、最近では640MBという大容量を扱うことができるCD−ROMドライブが一般的なものになったため、画像や動画、音声など情報量が大きいものでもCD−ROMによって容易に提供することが可能になった。現在CD−ROMによって提供されている情報としては、国が発行する各種白書や地方公共団体が制作した報告書などがある。以下に、行政がCD−ROMによって情報提供を行っている事例を示す。