キオスク端末を実用化に近づけるためさらにアップグレードし、平成8年8月現在、43台のキオスク端末が稼働している。設置場所はショッピング・モールのような住民が情報にアクセスしやすいところにある。
WINシステムは、24時間稼働している無人キオスク端末を住民が操作し、必要な情報を取得する形を取っている。取得できる情報は以下の通りである。
・教育情報 ・ビジネス情報
・雇用情報 ・車関連情報
・生活及び環境情報 ・レクリエーション情報
・健康及び福祉情報 ・行政情報
WINシステムを実際に稼働させて得られた重要な知見として、以下の事項を挙げている。
・実験を通して様々問題点を把握することが重要
・従来の公的サービスの手続を見直すことが必要
・利用頻度を高めるキオスク端末の設置場所を慎重に検討
・都市部だけでなく、地方の情報も含めることが必要
・インターネットや音声応答システムなどの技術をキオスク端末に取り込むことは利用頻度の向上に貢献
利用頻度から見た主な特微は、平日(午前8時〜午後5時)以外の利用頻度が全体の58%を占めている。また、取得情報別の利用頻度を見ると、雇用情報が全体の59%で最も利用頻度が高い。次にビジネス情報(25%)、レクリエーション情報(5%)と続く。雇用情報の利用頻度が高い理由は、キオスクシステムを通して、住民が自分の職能や希望に適合する職業を検索できるためであると考えられる。
4−3−3 遠隔医療
現在、米国をはじめとした各国にて遠隔医療の研究開発及び実験が行われている。遠隔医療は、情報通信技術を活用して物理的に離れた医師と患者の診察、相談、治療等を実現させたり、遠隔地に居住する学生等に対して医療教育を行ったりするものである。
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