全庁的な情報システムの整備等によるデータの流通の促進、重複するデータ入カの簡素化等により、事務事業の効率化・省力化を図る。
3−2−4 厚生省
●保健医療福祉サービスの情報化に関する懇談会報告書
この懇談会は、21世紀に向けて保健医療福祉サービス分野の情報化を総合的に進めていくために、厚生大臣の要請により、国民をはじめ医療機関、福祉施設、地方公共団体、関係団体、民間企業等で構成され、保健医療サービス分野における情報化施策の在り方について総合的な検討を行い、平成7年7月18日に報告書をとりまとめている。
報告書では、保健医療福祉サービス分野における情報の高度利用の方法としては、大きく次の2つをあげている。
(1)例えば、情報通信ネットワークのように、画像や音声等の大量の情報を遠くまで高速に伝える方法。これにより、サービス提供における時間的、空間的な様々な制約を克服することができる。
(2)例えば、コンピュータによるデータベースの作成のように、大量の情報を政策に蓄積し活用できる環境を整備する方法。これにより、正確な事実の分析の上に公正な判断が可能となり、サービスの質を向上させることができる。
また、保健医療福祉サービスの情報化を進めていくための3つの条件として、以下の3つがあげられている。
(1)情報の共通利用性の碓保
保健医療福祉サービスは、国民が生活していく上で必要不可欠な基木的なサービスであり、全ての国民に公平に提供されなければならない。国民の誰もがいつでもどこでも必要なサービス(情報)を受けられることが求められる。
このような意味で、保健医療福祉サービスの情報化には普遍性が求められるが、それを可能にしていくためには、情報機器や情報システムについて情報の共通利用性が碓保されなければならない。例えば、医療施設等での情報の交換を可能にし、公平なサービスの提供を実現していくためには、情報機器や情報システムの互換性を図り、ネットワークを介して容易に情報が提供できるようにしていくことが必要である。
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