「技術時代におけるレジャー」をテーマとした国際レジャー博覧会が、オーストラリア建国200周年記念事業の一環として、オーストラリア・クイーンズランド州の州都ブリスベーン市において、1988年(昭和63年)4月30日〜10月30日に開催された。「技術時代におけるレジャー」のメインテーマのもとに、「娯楽としてのレジャー」「技術の進歩とレジャー」「技術とレジャーの未来像」の3つのサブテーマが設定され、文化としてのレジャーの本質とテクノロジーとの関わり、多様な技術の開発とともに発展するレジャーとそれが社会環境に及ぼす影響などが、30か国を超す参加国により多角的に追究された。 この国際レジャー博覧会は、日本とオーストラリアとの友好関係を深めることはもちろん、わが国の余暇活動への取組みを世界にアピールする絶好の場であり、また、各国の余暇活動のあり方を直接肌で感じることは、今後の健全なレジャー発展に大いに役立つので、わが国からは政府をはじめ地方公共団体や民間企業がこれに積極的に参加した。 わが国政府からは、日本のレジャーのあり方を紹介した2,200m2のパビリオンと1,500m2の日本庭園が出展され、入場者の大きな関心と人気を集めた。モータボート競走業界では、本会が特別協賛金として3億3,300万円を支出したのをはじめ、合計10億円を補助してわが国からの出展を支援し、同博覧会の成功に資した。
特別協賛金内訳 モーターボート競走関係団体 6億6,700万円 日本船舶振興会 3億3,300万円 ―――――――――――――――――――― 合計 10億円 |
日本庭園
日本館前でのパフォーマンス
EXPOファン・パーク |