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 山下理事長を派遣し、多数の写真資料を取得した。
ロ. 東南アジア博物館事情の調査
 計画中の海事博物館は、“船”を主体としたものであるが、海外の歴史的特有な船についての資料は、皆無に等しいので、これら資料につき調査する為に、昭和42年1月28日より2月11日まで15日間ホンコン、イラン、インド、インドネシア等東南アジア各国に笹川会長、海事博物館建設準備室太巻室長を派遣した。
(5) 経費
総額 7,673,271円
(内訳)  人件費 504,000円
  旅費 5,488,985円
  物件費 788,827円
  研究費 566,139円
  事務費 12,330円
  会議費 138,160円
  雑費 174,830円
2. 海事博物館に関する新方針
 昭和40年4月運輸大臣の認可を得て、今日まで当会の直轄事業として、海事に関する博物館の建設計画の準備業務を行なってきたのであるがこの事業を強力かつ効果的に推進するためには、新たに専門の法人を設け、その事業を引き継いで、これが建設および運営にあたることが最も適切な方法であるとの結論に達したので、これを昭和42年1月27日の第17回理事会に諮り、この方針を決定した。
 なお、本事業は、昭和41年度限りこれを取り止めることとし、この旨



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