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理事長笹川陽平がヴァーツラフ・ハベル大統領記念栄誉賞を受賞 |
10月16日、ハベル大統領から授与 10月16日現地時間20時30分プラハ城で、日本財団理事長 笹川陽平に対し、チェコ共和国ヴァーツラフ・ハベル大統領から、ヴァーツラフ・ハベル大統領記念栄誉賞が贈られました。受賞にあたり「名誉ある賞をいただき、大変驚いている。この賞に恥じぬよう、今後も世界の平和と発展のために努力したい」とコメントをしました。
同賞は、新生チェコ共和国の国際社会における認識度を高め、友好関係を促進するため多大な貢献をした人に贈られる賞で、1996年に設立されました。過去の受賞者は、チェコ人では1998年長野オリンピック金メダルのアイスホッケーチェコ代表チーム、チェコ人初の宇宙飛行士レメック氏など、外国人ではブッシュ元米国大統領、ローマ法王庁コッパ大司教など。
笹川陽平の受賞理由は、日本財団の理事長として長年取り組んできたアフリカの食糧増産計画の推進、ハンセン病制圧など保健衛生分野における世界的活動への支援などの人道面における国際貢献と、地球規模の世界指導者間による対話の促進を目的に、毎年プラハで過去5年間開催されてきたフォーラム2000国際会議への積極的な参加にあります。
「フォーラム2000」は、ハベル大統領、笹川陽平理事長とノーベル平和賞受賞者であるエリー・ウィーゼル氏の3人が発起人となり始まった国際会議で、チェコ共和国のプラハ城で過去4回開催されてきました。 文明の発展に伴い累積してきた幾多の問題−民族問題、地域紛争、人口問題、環境問題等−は、地球規模で考えざるを得ない状況であり、人類がその共通の課題を解決し、同時に諸文明の共存を図るためには、文化や文明の本質に対する理解が不可欠です。この会議は、世界の様々な分野の指導者間の対話を通して、上記のような人類が直面する課題の解決と新たな世界秩序の構築を図ることを目的としています。
過去の参加者は、各年のテーマにより多岐にわたりますが、ビル・クリントン前米国大統領、ネルソン・マンデラ南ア大統領(当時)、ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官、ダライ・ラマ師、シモン・ペレス イスラエル外相、ヨルダンのハッサン皇太子、東チモールのノーベル平和賞受賞者ラモス・ホルタ氏、マリオ・ソアレス前ポルトガル大統領、デクラーク前南ア大統領など、様々な分野の世界的指導者で、参加者数は毎年約40名、延べ200人を超えています。 2001年10月14日から始まった最終回となる5回目の会議では、5年間の対話を総括し、最終日10月17日午後にプラハ宣言を採択して閉幕する予定です。
<ヴァーツラフ・ハベル大統領記念栄誉賞>
名称:Vaclav Havel Memorial Medal
メダルには、以下のように記載されています Vaclav Havel Memorial Medal awarded to Mr. Yohei SASAKAWA PRESIDENT of THE NIPPON FOUNDATION in recognition of his relentless support of humanitarian causes all over the world and his contribution to global dialogue within the framework of the FORUM 2000 CONFERENCES. |
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<このリリースに関するお問い合わせ>
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