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01-042 |
聴覚障害者が海を越えてテレビ会議で交流 |
筑波技術短期大学にラボがオープン! 聴覚障害者のための国際大学連合(PEN−International)がいよいよ始動します。
日本財団の支援で2001年6月に設立された「聴覚障害者のための国際大学連合(PEN-International)」の本格的始動の第1弾として、10月1日(月)、筑波技術短期大学に「国際テレビ会議システム」を活用できるラボがオープンします。
この国際大学連合は、現在、米国、日本、中国など世界に6つある聴覚障害者のための大学間の交流・連携を推進することによって、実践的な教育方法や必要な施設設備の問題など、国を越えてそれぞれの成果や課題を共有し、聴覚障害者のための高等教育をレベルアップさせることを目的としています。そのための具体的な事業の1つである「国際テレビ会議システム」の導入は、聴覚に障害のある学生が視覚情報を有効に活用して、コンピューターを応用した授業や情報交換を、海外の教室にいる相手と対面してリアルタイムに行うことを可能にするもので、教職員や学生間のコミュニケーションの機会を大きく増やすものとして期待されています。
ラボがオープンする10月1日には、筑波技術短期大学が主催する開所式が行われ、日米の学生の手話による俳句の紹介など、テレビ会議システムを活用したデモンストレーションも予定されています。 報道関係の皆さまにもぜひ開所式にご参加いただき、聴覚障害理解・啓発にご協力いただけますようよろしくお願い申し上げます。
記
PEN-International 筑波技術短期大学ラボ アメリカー日本 テレビ会議システム開所式
<主 催> 筑波技術短期大学
<日 時> 2001年10月1日(月) 午前8時30分〜9時45分
<場 所> 筑波技術短期大学聴覚部 大会議室 つくば市天久保4-3-15 Tel:0298-58-9407、Fax:0298-58-9411
<プログラム>(日米間テレビ会議システムによる交信) 08:30 開会 筑波技術短期大学 西條一止学長 挨拶 アメリカ国立聾工科大学 ロバート・R・ダヴィラ学長 挨拶 日本財団 歌川令三常務理事 挨拶 08:50 テレビ会議システムの説明とデモンストレーション 09:00 リボンカット 09:10 PEN−International ジェームズ・J・デカロ事務局長 経過報告 09:20 日米の学生による俳句作品の紹介 09:40 閉会 |
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<このリリースに関するお問い合わせ>
日本財団 広報部長 浅野憲次 担当: 広報チーム 菅原・福田・浦辺
〒107−8404 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル内
tel: 03−6229−5131, fax: 03−6229−5130
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