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『CGで見る日本の海』パノラマ海底地形』発売決定 |
日本財団助成による開発成果を研究資料・教材向けに商品化 日本財団の助成により、海底地形のコンピュータグラフィックス化を開発研究してきた(財)日本水路協会海洋情報研究センターは、日本近海の海底地形を高精度の水深データと最新の技術で3Dグラフィック化し、下記のとおりCD-ROMに収録、商品化し、8月10日(金)に発売を開始いたします。
記
■開発の背景 日本近海の海底地形は、海岸線が非常に入り組んでおり、沖合も海溝あり、海嶺あり、海山ありで、世界でも有数の複雑さを持っていますが、陸上の地形と違い、直接に見ることができず、直感的に捕らえることが困難です。 現在のCGの技術を駆使すれば、海底地形の鳥瞰図や海中を移動しながら眺めるような動画を作成することは、難しいことではありませんが、制作に多くの手間と費用がかかること、基礎データを容易に利用することができなかったため、実現していませんでした。 海洋データに関する収集の研究・事業を行ってきた(財)日本水路協会に対して、海洋底研究者からは、海底地形を直感的に捕らえることができる情報の提供要望が出されていました。
■特徴 ・高精度の水深データ 1999年に海上保安庁水路部が、日本近海について500m格子での精密なデータセットを作製しましたが、 今回はさらに幾つかの沿岸域や湾などでは、東京大学生産技術研究所海中工学センターの協力を得て、50m 格子や150m格子の詳細なデータセットを独自に開発しました。 ・理解しやすい2種類の動画と海域ごとの詳細な解説文 日本近海46地点から展望するパノラマアニメーションと16海域を歩く感覚で見るウォークスルームービー を解説文付で見ることができます。パノラマアニメーションでは、マウス操作により、水平方向に360度、 鉛直方向に180度に変化できます。 ・一般のWebブラウザで簡単に表示・再生が可能 CD-ROM一枚に収録、Windows98対応のパソコンで容易に操作できます。
※(財)日本水路協会のHPでサンプル画面をご覧いただけます。 http://www.mirc.jha.or.jp/products/PanView/
■期待する利用方法 海洋底地球物理学研究者、津波高潮研究者、海洋物理学研究者の研究用資料として、利用されることを期待しています。また、中学校高等学校の地理地学の補助教材、或いは図書館、博物館の教育教材としての活用も期待しています。
■販売方法:下記の発売元からの直接ご購入いただきます。 電話のほか、注文書をFAX、E-mail、郵送でお送りください。
■定 価:定価8,000円(税別) ※パノラマアニメーション表示ソフト<iMove Browser Plugin>付属 開発研究費は日本財団の助成金を充当し、教育教材としての活用を期待するため、価格を抑えて 販売することにいたしました。
■動作環境:Windows98以上が動作するマシン Internet Explorer4.0以上またはNetscape Navigtor4.0以上とWindows Media Player CPU Intel Pentium または互換プロセッサ メモリ 32MB(64MB推奨) 1024×768ドット65536色以上同時表示可能なグラフィックス(フルカラー推奨)
■開 発 元:(財)日本水路協会 海洋情報センター(MIRC) 〒104-0061 東京都中央区銀座7−15−4 三島ビル5F Tel.03-3248-6668 FAX.03-3248-6661 Email.mirc@mirc.jha.or.jp URL.http://www.mirc.jha.or.jp 開発協力.東京大学生産技術研究所 海中工学研究センター サポート.最新情報. http://www.mirc.jha.or.jp/products/PanView/
■発 売 元:(財)日本水路協会 海洋情報センター情報提供部門(海洋情報室) 〒104-0045 東京都中央区築地5−3−1 海上保安庁水路部庁舎内 Tel.03-3543-0770 Fax.03-3543-2349 Email.info@mirc.jha.or.jp |
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<このリリースに関するお問い合わせ>
日本財団 広報部長 浅野憲次 担当: 広報チーム 菅原・福田・浦辺
〒107−8404 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル内
tel: 03−6229−5131, fax: 03−6229−5130
e-mail: public@ps.nippon-foundation.or.jp
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