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・「育てよう!私たちの多文化共生社会」テキストが出来ました |
2002.06.03
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日本財団ボランティア支援部では、現在、そして将来的にも増加するであろう地域での国際化を見据えて、1999年度から在日外国人への支援活動を重点項目に掲げています。 1994年度から現在までの間、こうした問題に取り組んでいる全国のボランティア団体、NPOが行う236事業に対して、助成金232,150,000円を支援してきました。 これらの支援などで分かってきたことは、地域国際化の問題であるがゆえには地域(ローカル)での対応に終始してしまい、同じような問題を抱えている地域やセクター間を超えたサービス、ノウハウ、情報等の普遍化までは成されていないことでした。 この現象の原因には、各セクターの問題意識はあるが、お互いの存在を認識し、尊重し合い、課題を共有し、解決策を練り、一緒に実践できる「場」がなかったことではないかと私たちは考えました。 そこで私たちは、2001年の重点事業として、多文化共生に取り組んでいるNPOと自治体、地域国際化協会のスタッフを対象に、問題の共用化と新しいプログラム開発をする場としての連続スクール「多文化セミナリオ〜東海〜」を企画、実施しました。そこでは、東海地方を中心に集まった各団体のスタッフ30名が、1泊2日の合宿講座(合計3回)に挑み、多くの勉強や議論を重ねてきました。 このブックレットは、この「セミナリオ」の内容と、その成果として参加者から発表されたアクションプログラムをまとめたものです。これらを通じて多文化共生に取り組む人たちの現場の息吹を感じていただき、今後の活動のヒントにしていただければ、幸いです。
テキストは以下のページよりダウンロードしていただけます。
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