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「師範塾親学フォーラム・イン福岡」報告書
1. 「師範塾親学フォーラム・イン福岡」開催案内チラシ
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関連ホームページ:http://www.shihanjuku.com/
 
2. はじめに
「師範塾親学フォーラム・イン福岡」
〜テーマ「子供の発達段階に応じた親の関わり方について」〜
 
 青少年の凶悪犯罪をはじめ、ムカつきキレる子どもたちの増加、また、13万人にも登る小中学生の不登校など、これまでには考えられなかったような子どもたちの変化が大きな問題となっている。
 
 最近、そうした問題の背景には、テレビゲームやビデオやパソコンなどの長時間視聴による脳への影響があることが、脳科学の領域から明らかにされるようになってきた。人間らしさをつかさどる「前頭前野」の働きが極端に低下し、理性や道徳心や自己抑制が失われてくることが解明されてきたのである。
 
 こうした子どもの問題を解決するためには、子育ての責任を負う親が、子どもの発達にとって適切な環境を整え、適切な指導をしていかなければならないのであるが、、それも親に正しい知識がなければかなわない。
 
 NPO法人師範塾では、脳神経科学者で、『ゲーム脳の恐怖』を執筆された、日本大学教授の森昭雄先生に「子どもの脳が危ない」と題してご講演いただき、また併せて、熊本大学医学部発達小児科教授の桑三池輝久先生に、「不登校は予防できる」と題してご講演いただき、親が子どもにどのような環境を整えていくことが、子どもの健全な発達につながっていくのかを知る場を作り、子どもを取り巻く社会・教育環境を少しでも改善していくために、「師範塾親学フォーラム・IN福岡」を開催した。
 
 このフォーラムによって、学校・家庭における教育者(教師・親)が教育に対する正しい知識を修得するための自己研鑽の重要性を感じ、NPO法人師範塾の研修等(教師向けプログラム・親学プログラム)を通じて自らの資質向上を具体的に行い、学校教育・家庭教育をより良い状態にしていくことを期待している。
 
3. 「師範塾親学フォーラム・イン福岡」概要
「師範塾親学フォーラム・イン福岡」の開催概要
(1)開催日 2006年6月18日(日曜日)
  13:00〜17:00(12:30受付開始)
 
(2)開催場所 アクロス福岡 円形ホール(1F)
〒812-0001 福岡市中央区天神1-1-1
 TEL: 092-725-9113
 
(3)主催 NPO法人 師範塾
 
(4)助成 日本財団
 
(5)対象者 教師・親・一般150名
 
(6)参加費 1,000円(ただし、正会員・福岡後援会員は無料)
 
(7)募集方法 チラシ配布、DM発送、口コミ、紹介
 
(8)内容
 
●親学(家庭教育)に関する講演会。
 青少年の凶悪犯罪をはじめ、ムカつきキレる子どもたちの増加、また、13万人にものぼる小中学生の不登校など、これまでには考えられなかったような子どもたちの変化が大きな問題となっている。こうした子どもの問題を解決するためには、子育ての責任を負う親・教師が、子どもの発達にとって適切な環境を整え、適切な指導(躾・マナー教育)をしていかなければならない。しかし、それも親・教師に正しい知識がなければかなわない。その欠如が社会の荒廃につながっていると思われるが、師範塾は「師範塾親学フォーラム」を行うことにより、教師・親の教育に対する正しい知識による躾やマナー教育の重要性に関する意識を高め、この様な問題に対処していくと共に、このような活動を展開している師範塾の活動をご理解いただくことを目標とする。そのことによって、学校・家庭における教育者(教師・親)が教育に対する正しい知識を修得するための自己研鑽の重要性を感じ、NPO法人師範塾の研修等〔教師向けプログラム・親学プログラム(詳細はパンフレット参照)〕を通じて自らの資質向上を具体的に行い、学校教育・家庭教育をより良い状態にしていく。
 
(9)講演テーマ、及び、講演者のプロフィール
 
●高橋史朗・・・「親学を福岡から全国へ 〜家庭からの教育再興〜」
 NPO法人師範塾理事長、感性・脳科学教育研究会代表、明星大学教授、玉川大学院講師、埼玉県教育委員会委員長職務代理者。
 臨教審専門委員、自治省の青少年健全育成調査研究委員会座長を経て現職。
 著書は、「悩める子供たちをどう救うか」(PHP研究所)など多数。
 
●森 昭雄・・・「ゲーム脳と脳科学教育」
 日本大学文理学部教授、医学博士、日本健康行動科学会理事長。
 ロックフェラー大学研究員、カナダクィーンズ大学客員教授を経て現職。
 専門は脳神経科学。
 著書は、「ゲーム脳の恐怖」(NHK出版)、「ITに殺される子供たち」(講談社)など多数。
 
●三池輝久・・・「不登校は予防できる」
 熊本大学医学部小児発達学講座教授。1942年(昭和17年)熊本県生まれ。1968年熊本大学医学部を卒業。米国ウェストヴァージニア州立大学留学などを経て、1984年より現職。専門は小児神経・脳疾患、小児発達障害、小児精神神経疾患。不登校状態の子供の身体について精力的に研究・治療を進め、発表を続けている。著書は、「学校過労死」「フクロウ症候群を克服する」「学校を捨ててみよう」などがある。
 
(10)講演会の運営体制
 師範塾スタッフ及び、師範塾生約10名(受付、会場整理等)。
 
(11)後援
(1)福岡県
(2)福岡市
(3)福岡県教育委員会
(4)福岡市教育委員会
(5)福岡県PTA連合会
(6)福岡市PTA協議会
(7)朝日新聞
(8)読売新聞社
(9)西日本新聞社
(10)KBC九州朝日放送
(11)RKB毎日放送
(12)TNCテレビ西日本
(13)FBS福岡放送
(14)TVQ九州放送
 
4. 「師範塾親学フォーラム・イン福岡」実施報告
「師範塾親学フォーラム・IN福岡」実施報告
時期 2006年6月18日(日)
日程 13:00〜17:00
会場 アクロス福岡 円形ホール
福岡県福岡市中央区天神1-1-1
TEL:092-725-9113
テーマ 子供の発達段階に応じた親の関わり方について
対象 教師・親・子育てに関心のある方
参加者 130名
講師(1)
(敬称略)
高橋 史朗
(師範塾理事長・明星大学教授)
講師(2)
(敬称略)
森 昭雄
(日本大学文理学部教授)
講師(3)
(敬称略)
三池 輝久
(熊本大学医学部発達小児科教授)
共催
助成 日本財団
後援 福岡県、福岡県教育委員会
福岡市、福岡市教育委員会、
福岡県PTA連合会、福岡市PTA協議会
読売新聞西部本社、朝日新聞社、 西日本新聞社
テレビ西日本、九州朝日放送、TVQ九州放送
RKB毎日放送、FBS福岡放送


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