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7.5.2 熱収縮チューブを電線に被覆する場合の加熱試験(温度上昇試験)
(1)試験の目的
 熱収縮チューブを電線に被覆する場合に、加熱により電線に異常が出ないか又、電線内部の温度がどの程度上昇するか調査する為に行う。
(2)試験要領
 電線防食シースと熱収縮チューブ間、電線の網代がい装とビニールシース間、及び電線介在物中に熱電対式温度計を設置して、収縮するまでの間にどの程度温度が上昇するか、調査し、また収縮するまでの時間も計測する。
a. 加熱は小型ガストーチにておこなう。
b. 加熱はパイプ側より電線側に向かって周囲を均等に加熱するようにおこなう。
c. 加熱を始めてから収縮チューブが完全に収縮するまでの時間及び電線の温度上昇を計測する。
d. 計測センサーは熱電対で行い計測位置は電線先端より約4cmのところとする。
e. 温度上昇計測点は下記の通りとする。
f. 加熱はなるべく短時間におこない、炎の先端がチューブに触れないようにする。
 
図7.5.2.(2)a 温度センサー取付位置
 
図7.5.2.(2) b 温度センサー取付位置
 
(3)テストピース
 テストピースはパイプを300mmに切断したものにパイプの内面、外面を面取りしたものを使用する。電線、熱収縮チューブ、パイプの組合せは別表7.5.2.(5)a及び7.5.2.(5)b参照。
(4)試験結果の判定方法
 温度上昇試験の後、電線導体間、導体とがい装間の絶縁抵抗試験をおこう。また電線内部の状態を目視にて確認し、それぞれに異常のないことを確認する。
(5)熱収縮チューブ加熱試験(温度上昇試験)
 
表7.5.2.(5)a 防食層無し電線
 
表7.5.2.(5)b 防食層付き電線
試験装置 NEC VIEW SCANNER DC5200
使用熱電対 TYPE-K DUPLEX 0.2mmφ


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