社会福祉法人「豊里学園」において知的障害児の音楽療育として和太鼓を取り入れたのがきっかけで2001年にチームを結成。

　魂を揺さぶる「響き」、感情を全身で表現する「躍動」、仲間と共に打ち込む「喜び」など、打てば響く太鼓の秘めたる可能性を追求しております。

　和太鼓を通じて心と心のふれあいを大切にして、子供たちが夢や希望に向かって努力する過程を学んだことは、さらなる自信につながっていくものと思っております。

　私たちは、障害のある我が子たちとその家族で、和太鼓の演奏活動をしています。

　

　

　みなさん！こんにちは。僕たちは大阪市旭区にある豊里学園から来ました。僕たちのチームは小学部から高等部までが15人と大人が9人で、週1回朝の10時から夕方の4時まで練習をしています。午前中は基礎練習を中心に、午後からは曲の練習をしています。

　練習の時元気がなかったり声がでてなかったりすると、おこられる時もあるけど、リズムにあわせて叩けたときはほめられます。

　大人の練習も見学をしますが、僕たちにはものすごく難しいです。いつかは僕たちも一生懸命練習して演奏したいと思ってみています。

　年に何回かはいろんなところに行って演奏をしますが、演奏が終ったときにお客さんから大きな拍手をもらったときはとても嬉しいです。

　僕は6年間太鼓をやってきて来年は高等部を卒業するので今年最後の大会になります。6年間しんどいこともあったけど、太鼓検定試験で3級までとることができたり、いろんなところに行けて思い出に残る6年間でした。僕たちは福島県で演奏するのは初めてです。いまからみんなで心をこめて演奏しますので聞いてください。