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竹林資源の再構築に向けて
−竹林翁の知識・技術の体系化−
 
目次
序文
エグゼクティブサマリー
英訳
要約
第1章 竹林資源利用の再構築に向けた提言
第1節 提言理念
第2節 個別提言
1. 日本の竹文化を国産する
2. 日本銘柄の竹と竹製品を海外顧客に販売する
3. 一人の職人から竹副業社会を展開させる
4. 竹を使う慣習を生み出す販売網をつくる
5. 心身に天然竹を摂取する生活様式をつくる
6. 山川草木と竹笹の文化を豊かに均衡させる
7. 竹山、竹林、竹材、竹製品、筍を育て続ける
第2章 竹林資源利用の体系
第1節 竹林資源利用の減少動向
1. 栽培竹林面積の減少
2. 生産量と業者数の減少
第2節 産業利用の消長
1. 土木運輸業(旅路と電車と家と庭)
2. 農林漁業(稲と蚕と魚と海苔)
3. 食品工業(酒と醤油と塩)
4. 鉱工業(石炭と鉄鋼)
5. 観光貿易業(温泉土産と欧米家庭用品)
第3節 生産・技術・経営
1. 消滅に向かう竹産地(八女竹細工、筑後和傘、竹割り箸)
2. 農家の手仕事と職人技(農漁業道具、竹簾、花籠、茶杓)
3. 生産技術と品目転換(鹿児島琉球漆器、竹製品機械、竹垣根、筍)
4. 輸出国から輸入国へ(竹材、釣竿、バスケット、編み棒、筍缶詰)
第4節 竹の風俗と求心性
1. 昭和のヒット商品(飯じょうけ、竹物指、果物籠)
2. 「竹好み」
第3章 竹林資源利用の再構築に向けて
第1節 主な政策変遷と今後の課題
1. 農家副業支援と輸出推進
2. 竹材奨励と開花枯死対策
3. 孟宗筍栽培の竹林改良と拡大する孟宗竹伐竹
4. 今後の課題
第2節 問題的現象と竹林翁の底力
1. 栽培→伐採
2. 伐採→採竹
3. 採竹→竹工
4. 竹工→卸し(販売)
5. 仕入れ→小売(購入→消費)
6. 慣性力と底力
第3節 竹林資源利用の再構築に向けて
1. 竹文化の競合相手−代用品、他素材品、輸入品、大量生産品−
2. 竹産業の発展段階−竹産業は滅びない−
3. 竹産業の循環−生態的産業に−
参考文献・資料
お世話になった皆様・行政機関、参考にさせていただいた店舗・資料館
 
 
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