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5-4-4 画面内カーソルを使用した機能の追加
 平成17年度のソフトウェア改善により、平成16年度の仕様であった画面右端の種航行データ表示エリアを削除し、レーダ画像および景観画像表示エリアを拡大して3つの表示画面間のターゲットや予測経路のつながり等の視認性を向上させた。そのために各種航行に関するデータ表示をレーダ画面内のカーソルによる指定によって得られるようにソフトウェアの対応を実施した。以下にカーソルを使用した航行データの表示を実施するために準備したPopupメニューを示し、航行データ表示例を示す。
 
<相手船動静監視システムに関するPopupメニュー>
 レーダ画像内の目標とする地点にカーソルを合わせてマウスを左クリックすると以下のPopupメニューが表示され、各項目を選択する事で必要な情報表示やデータ処理を実行することができる。
 
 
<再生専用システムに関するPopupメニュー>
 再生専用ソフトウェアシステムでは、再生のみの動作であるために、項目を以下の3つに絞っている。
 
 
<2点間の距離計測機能>
 レーダ画像内任意の2点間の距離と方位を表示可能。始めにカーソルをあるターゲットに合わせてクリックし、そのままドラッグして2番目のターゲットにあててクリックを解きManual Calculation(前ページ)を選ぶとデータが表示される。
 
<相手船の位置、方位、距離の計測>
 ターゲットにカーソルをあててマウスを左クリックし、Cursor Info(前ページ)を選択することにより、ターゲットの自船からの方位、距離、位置情報などが表示される。本画像では矢印のターゲットに関する情報が表示されている。
 
注)ARPA、AIS情報の表示は5-4-5項を参照


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