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鶴洲流鶴洲吟詠会
創立五十周年、河野鶴洲吟歴六十五周年記念
全国吟詠剣詩舞道大会開催される
平成十七年十一月二十三日
北九州市戸畑区ウェル戸畑大ホール
 
 標記大会が、全国より多数御来賓諸先生方のご臨席を賜り、盛大に開催されました。
 午前の部の会員合吟、会員剣詩舞道に始まり、宗家演舞では副宗家河野鶴聲の吟詠で宗家の孫である本年度剣詩舞少年の部優勝者早淵良宗(河野声洲)が演舞、宗家による吟詠「漫述」が披露され、続いて北九州市内から御来賓の先生方の御範舞・御範吟を頂戴いたしました。
 
大会構成番組「戊辰に散る華」フィナーレ。宗家河野鶴洲(中央)、副宗家養聲(右)、声洲(左)の親子三代
 
 午後の部は、財団会長河田和良先生をはじめ諸先生方から御祝辞を頂戴しての厳粛なる式典に始まり、早淵星昇(河野鶴聲)を中心に早淵流剣詩舞道の皆さんによる祝舞「祝賀の詞」、更には宗家の念願でありました会津白虎隊を題材にした構成番組「戊辰に散る華」を宗家三代が揃って熱演、演者・観客共に涙を拭いながらのフィナーレをむかえ、最後には全国各地より御臨席賜りました諸先生方の御範舞・御範吟を頂戴し、満場の拍手に送られながら盛会裡に幕を閉じました。
 この一つの節目を迎え、益々斯道の発展に微力ながら尽力することを会員一同肝に銘じ、ご臨席賜りました諸先生方の御厚情に感謝すると共に、更なる御指導御鞭撻をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、本大会開催に際し御助言、御尽力いただきました皆様に感謝申し上げ、御健勝御多幸をお祈り申し上げます。
(鶴洲流鶴洲吟詠会 大会実行委員一同)
 
北辰神明流日本修道舘
「二代宗家追悼・三代宗家披露吟剣詩舞道大会」
平成十七年十二月十一日
名古屋港湾会館ホール
 
 去る十二月十一日、北辰神明流日本修道舘標記大会が盛大に挙行されました。会員・会長の演舞、新会長二名の紹介、さらには北辰神明流の将来を担う青少年の演技と番組は進行し、昼休憩を挟み式典へと移りました。
 
二代宗家追悼・三代宗家披露式典(三代宗家あいさつ)
 
 式典には県内外からのご来賓の先生方多数ご臨席いただき、厳粛な二代宗家追悼式典に続き、三代宗家披露式典には、北辰神明流に縁の深い愛知県吟剣詩舞道総連盟杉浦容楓理事長の心暖まるご祝辞をはじめ、多数の先生方からご祝辞を頂き、予定時間を過ぎる程でありました。
 式典後はご来賓の先生方の熟練し、磨き上げられた美しい演技にて、大会に華を添えて頂きました。北辰神明流の会員が総力を結集しました構成吟舞は「遠藤剣峰の世界」と題し、自然を愛し、人を愛し、特に国の未来を担う青少年の育成・善導に一生を捧げました初代遠藤剣峰自作の漢詩にて構成されました。「雪」「月」「花」の三部構成は、日本の自然の美しさを吟詠や剣詩舞で舞台せましと展開していきました。その中でも、日本の昔話を題材とした童詩(どうし)では幼少年の演技に場内の応援も最高潮となり、楽しく、本当に心暖まる大会となりました。
(事業担当部長)
 
吟道陽心流清吟会
創立二十五周年記念大会
平成十七年十二月十一日
グランドホテル浜松孔雀の間
 
 吟道陽心流清吟会の標記大会におきましては、(財)日本吟剣詩舞振興会をはじめとして、中部地区連絡協議会・静岡県総連盟・浜松吟詠連合会それに加えて同門陽心流総本部・静岡新聞社・静岡放送様のご後援を頂き、また、プログラムヘのご挨拶文やご祝電まで頂き、また少人数の会ながらそれぞれ割りつけられた仕事を立派にやりとげようと皆が懸命に努力したことなどとも相まって、盛大に開催することが出来ました。これも一重に大勢のご来賓の皆様方に助けられてのことと、皆様のご厚情が胸に沁み、本当に感激の一日でありました。
 
会員幹部による熱吟
 
 大勢の師と皆様方に囲まれ、これを糧に「己に優るよき友を選び求めて諸共に学びの道に進めかし」の心情であります。
 この大会を機に会員一同更なる精進を重ねて生涯を吟と共に楽しいこの輪を大切にして行きたいものと願っております。
(吟道陽心流清吟会 会長 鈴木鳳陽)


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