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十五年度事業報告・収支決算を議決
財団評議員会・理事会開催
 財団第七十四回評議員会、同第九十一回理事会が六月五日(土)東京三田の笹川記念会館会議室で開催され、平成十五年度事業報告・収支決算等が承認されました。
 
正面、役員席。中央は議長を務めた河田和良会長、その右は議案を説明する鈴木吟亮専務理事
 
監査報告を行なう(左から)黒木厚城、楠誠風、益中鵬山の各監事
 
十七年度事業計画も確認
 理事会で審議、可決された議案は以下の通りです。
一、平成十五年度事業報告及び収支決算の承認に関する件(直前の評議員会で承認)
二、平成十五年度剰余金処分の議決に関する件
三、平成十七年度事業計画の確認に関する件
 これらの議案審議に先立ち、鈴木吟亮専務理事から大要つぎのような説明がありました。
○平成十五年度事業及び決算について
〈収入面〉
・基本財産利息収入の増収、普及事業基金利息収入の増収などがあった。
〈支出面〉
・事務局人件費の減額に伴う管理費の削減、振興事業費の経費減少などがあった。
 これらの要因から収入状況に大幅な改善が見られた結果として、普及事業基金取り崩しを取り止め、同基金に新たに纏まった繰り入れを行なうことができた。
 また、青少年育成基金取り崩しを取り止め、これまでの積立金を全額次年度へ繰り越すことができた。
○平成十五年度剰余金の次期繰込収支差額は、平成十六年度に繰り越すものとする
○平成十七年度事業計画の確認について
 平成十六年度財団本部行事予定、平成十七年度主要行事予定を確認した。
 
評議員会・理事会会場全景
 
地区連協代表者会議を開催
 理事会直後に開催された地区連協代表者会議では、平成十四年に定めた月刊誌地区別目標数に対する成果が発表され、今年度も引き続き「二万一千部」を目標に努力することを申し合わせました。
 また、平成十五年度青少年育成基金の運用に関する報告が行なわれました。
(1)財団公認都道府県吟剣詩舞道総連盟及び財団加盟団体の行なう青少年を対象に行なう大会及び研修会等に対する協力援助(四件)
(2)全国高校総合文化祭(吟詠剣詩舞部門大会)参加生徒及び引率者の旅費、宿泊費の援助
(3)財団主催全国コンクール決勝大会幼年の部、少年の部、青年の部上位入賞者への副賞(奨励金)の授与及び幼少年参加者への旅費支給
 なお、平成十五年度募金額は四、一九〇、〇〇〇円(二十二件)でした。
 
「月刊吟剣詩舞」地区連協別増強目標達成状況
地区連協名 増強目標数 16年6月部数 達成率(%)
北海道 600 258(277) 43(46)
東日本 6,000 4,550(5,203) 76(87)
中部 3,000 2,450(2,360) 82(79)
近畿 4,000 2,438(2,793) 61(70)
中国 2,500 2,141(2,637) 86(106)
四国 1,400 859(855) 61(61)
九州 3,500 3,716(3,078) 106(88)
合計 21,000 16,412(17,203) 78(82)
*( )内は、いずれも平成15年6月の実績です
 
〈訂正〉
 本誌平成十六年三月号四ページに掲載の「平成十七年度財団本部主要行事予定」欄に記載されている吟詠・剣詩舞コンクール決勝大会開催日に誤りがあり、正しくは
〇九月十八日(日)
 平成十七年度全国剣詩舞コンクール決勝大会
〇九月十九日(月・祝)
 平成十七年度全国吟詠コンクール決勝大会
のため、お詫びして訂正致します。


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