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加入1年目のムラサキイガイの平均乾燥重量
 
加入1年目のムラサキイガイの平均殻長と成長曲線
 von Bertalanffyの成長式で回帰した
 
イガイの成長予測モデル
M. gallaoprovincialis(東京湾):lt = 65(1-e(-0.54t)
M. edulis: lt = 70.7(1-e(-0.16(t-0.42))
 
 
加入1年目のムラサキイガイの生殖腺成熟度
 
2005年2月2日におけるムラサキイガイの付着状況
10月以降、稚貝による新規加入が全く観察されない
 
台場におけるムラサキイガイの個体数密度の変化
 
東京湾におけるムラサキイガイの生態の特徴
 
・年間を通じて岸壁上で最も優占する付着生物
・豊富な餌による高い成長速度
・春〜夏季にいたるまでの長い繁殖期間
・夏季以降の高水温による個体数の激減
・生息するムラサキイガイの大部分が加入1年目の小型個体
 
東京湾でムラサキイガイの無給餌養殖は可能か?
 
夏季の高水温による大量死亡・脱落対策が必要
・より水温の低い中層以深での奏殖→貧酸素水塊対策
・脱落を防ぐためのネット等の開発
 
安全性の検証も必要である
 
非常に高い成長速度により短期間で食用サイズにまで成長させることが可能である
(3年以内に5cmまで成長)
 


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