(3)モデルによる底質分類図の作成
モデルによって以下の8種類の底質についての、後方散乱強度値を入射補角30度から60度の範囲内で計算し、これをしきい値として、観測された後方散乱強度を入射補角1度ごとに底質区分に分類を行った結果からモザイク画像に色づけを行い、研究対象エリアの底質分類図を作成し、図104に示した。
なお、観測後方散乱強度には左舷と右舷で、地形に関係なく右舷の方が値が高いトレンドがあることがわかっているが、これを考慮せず、右舷にも左舷にも同じしきい値による同じ色づけ処理を行った。
図104モデルによる観測後方散乱値の粒径区分結果から作成した底質分類図 |
(拡大画面:73KB) |
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前項までの研究を踏まえ、底質分布図を表示するプログラムを開発した。
図80 表示ソフトによる表示例
図80は表示ソフトによる表示例である。これは、サイドスキャン画像中に分類結果を表示したものである。
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