日本財団 図書館


(2)海上旅客輸送を利用する際の問題点とバリアフリー化に向けた改善点
(1)海上旅客輸送を利用する際の問題点
 海上旅客輸送を利用する際の問題点を離島全体と比較すると、壱岐地区では、「(2)港の周辺には駐車場がない、不便である」や「(6)船の乗り降りが一人では大変である、できない」などがやや高い割合になっている。そのほか、「(1)港までの交通手段がない、不便である」、「船の遅れや目的地情報がわかりにくい」も、離島全体と比べてやや高い。
 
図6-3-9 海上旅客輸送を利用する際の問題点
 
(2)港や旅客船ターミナルにおいて改善の必要な点
 港や旅客船ターミナルにおいて改善の必要な点を離島全体と比較すると、壱岐地区では、「(11)エレベーターやエスカレーターをつくる」、「(16)タラップの階段や傾斜をゆるやかにする」、「(3)電車・バス・タクシーの乗り降りや、船との乗りかえ経路のバリアフリー化」などが高い割合となっている。
 
図6-3-10 港や旅客船ターミナルにおいて改善の必要な点
 
(3)船舶において改善の必要な点
 船舶において改善の必要な点を離島全体と比較すると、壱岐地区では「(4)エレベーターをつくる」や「(2)通路の段差をなくす」、「(8)車いすなどでも使えるトイレにする」の割合が高い。
 そのほか、「(5)高齢者や障害者が利用しやすい座席をつくる」も、離島全体と比べてやや高くなっている。
 
図6-3-11 船舶において改善の必要な点







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION