聴覚については、島内・島外への外出頻度は、「日常生活に差し支えない」人では「ほとんど毎日」や「週に5〜6回」と回答した人が38.2%、「聞き取りにくい、よく聞こえないときがある」人では35.2%、「ほとんど聞こえない」人では22.2%と、障害の度合いによって外出頻度が低下する傾向がみられる。

　島外への外出頻度についても、「日常生活に差し支えない」、「聞き取りにくい、よく聞こえないときがある」、「ほとんど聞こえない」の順に高頻度の外出者の割合が少なくなり、「年に数回」や「ほとんど外出しない」が多くなっている。

　

　

　

　視覚については、島内・島外への外出頻度は「日常生活に差し支えない」人では「ほぼ毎日」や「週に5〜6回」が約4割であるが、「弱視である」人では3割強と、高頻度の外出者の割合が少なくなる。また、「ほとんど見えない（1人で外出可）」や「ほとんど見えない（介助者が必要）」人では、週3回以上外出すると回答した人はいなかった。

　島外への外出頻度では、「日常生活に差し支えない」人では週に1回以上外出すると回答した人は2割弱であるが、「弱視である」人では約1割になり、「ほとんど見えない」人では月に数回か、それ以下の頻度となっている。