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私はこう考える【公営競技・ギャンブル】

 事業名 組織運営と事業開発に関する調査研究
 団体名 日本財団(The Nippon Foundation  


1999/06/12 毎日新聞夕刊
ワイド馬券、20日で10回の万馬券 売り上げ、入場者1割増加──大井競馬場
 
◇ぶっちぎりワイド馬券−−3着までの2頭を選ぶだけ
◇20日で10回、万馬券でた
 地方競馬の大井競馬場(東京都品川区)で4月から導入した全国初の勝馬投票法「ワイド」(拡大馬番号連勝複式)が人気だ。導入以来同競馬場では前年比で入場者、売り上げともに1割以上も増えた。従来の馬番号連勝複式(馬番連複)に比べて理論値で3倍も当たりやすいのに加え、意外な大穴が出るのも人気の理由のようだ。長引く不況で低迷が続く公営ギャンブルの中で、「ここまでウケるとは思わなかった」と主催者も喜んでいる。
 「ワイド」は各レースの1着から3着のうち2頭を当てるもので、着順は問わない。海外ではフランスや香港などで導入され、人気が高い。大井競馬場を運営する特別区競馬組合は「売り上げの低落傾向に歯止めを掛けたい」と導入に踏み切った。
 同競馬場の売り上げは1937億円を記録した1991年度を最高に、バブル景気崩壊とともに、減り続けた。95年度には1278億円まで落ち込んだ。
 ところがワイド導入以来、1日平均の売上高は14億3600万円と前年比12%増、入場者も2万4900人と15%も増えた。G1レース「日本ダービー」(今月6日)でさえ売り上げが5%以上もダウンした中での「快挙」だった。
 人気の理由のひとつに、「当たりやすさ」があるようだ。1、2着が人気馬でも3着に人気の低い馬が入ると、思わぬ高配当になる。4月からの計20日間の開催日で、既に10回の「万馬券」が出ており、最高配当は2万1110円になった。
 9日行われた同競馬場のG1「東京ダービー」に来た板橋区の会社員、小野和也さん(32)は「これまではもう少しで当たったのに、と悔しい思いをした馬券でも当たりなので面白い」。30年来のファンという文京区の会社員、倉持伸治さん(50)も「これから競馬を始める人にはいいのでは。配当が低くても当たればうれしいから」と分析する。
 特別席で観戦していた日野市の馬主(61)は「若いファンにアピールできる。大井はナイター競馬や馬番連単など全国に先駆けて新しい試みをしてきたので、ワイドも成功させてほしい」と期待を寄せている。
 「ワイド」については中央競馬を主催する日本中央競馬会(JRA)でも今年10月の福島競馬場で試験的に行い、12月から本格的に導入する予定だ。JRAも「ワイドでファンを増やし、売り上げを伸ばしたい」と期待している。
【佐藤岳幸】
 
 
 
 
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