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「沖ノ鳥島の有効利用を目的とした視察団」報告書

 事業名 海洋・船舶の実情調査及び研究等
 団体名 日本財団(The Nippon Foundation  


沖ノ鳥島の有効利用について
テレビ朝日 乾 弘明
 東京大学・茅根博士の提言である「サンゴ環礁の生態工学的再生」が現実的な説得力を持っていると思います。
 サンゴと有孔虫を移入し、陸地を再生する為の手助けを科学的にフォローアップすることは、新たな環境にも配慮した新たな土木事業として、沖ノ鳥島に限らず多くの地域で利用可能な技術としての可能性を持っています。その壮大な実験場として沖ノ鳥島は最適だと思います。
 この実験研究施設の設置にあっては、日本を中心とした国際研究機関を組織することが重要だと考えます。茅根博士の報告にもあったように温暖化による海面上昇は多くの国に重大な危機を持たせます。国際機関にすることによって技術提供のような形をとることもでき、沖ノ鳥島が日本であり、経済活動も行っていることを認識されやすくなるでしょう。
 さらに研究者が常駐できるような施設を作るのであれば・・・
 
シャコガイなどの養殖
 短い時間ではありましたが、撮影された水中の映像を見ると、他では見られないほどのシャコガイが生息しているようです。シャコガイは世界各地、沖縄でも食用として利用されています。沖縄本島周辺では漁によりシャコガイが減少しているとも聞いています。パラオでは既に養殖され、経済的にも成功しているようです。それを東京などの大都市に出荷します。そのとき日本最南端の食品として付加価値をつけて販売します。これは日本国民に向けて、沖ノ鳥島をPRすることにもなります。国内での沖ノ鳥島への関心を高めることも重要なことではないでしょうか。
 
 
 
沖ノ鳥島に行ってみて・・・
テレビ朝日 富川 悠太
 まず43時間以上船に乗って沖ノ鳥島を見たときの感動は忘れられません。360度海に囲まれた島と建物が近づくにつれて浮かび上がってきた瞬間が一番印象的でした。
 そこで!一般的に考えて、沖ノ鳥島にいける人ってほとんどいないですよね?それならやっぱり「日本の最南端上陸ツアー」に行きたい人はたくさんいるんじゃないかなと思いました。
 たとえばですが、もっと大きな船でほとんどゆれない状況になれば、12月24日発〜船上のクリスマスパーティー〜船上年越しライブ〜沖ノ鳥島に上陸して「日本最南端で見る初日の出」〜なんてツアーがあったら楽しいかもしれませんね。泊まれるならあの3階建ての建物で宿泊も・・・?
 
 もし珊瑚や有孔虫が増やせるような状況になったら中学生や高校生の学習の一環としてツアーを組んでもいいかもしれませんね。なぁんて子供みたいな発想ですいません。
 
 
 
フジテレビジョン 山中 弘明
 この度は取材に参加させて頂きありがとうございました。
 番組でも一部取り上げましたが、沖ノ鳥島の認知度についてアンケートしてみると、かつて学校で習ったかな?という程度の回答が一番多い結果となりました。私自身も日本の最南端という以外は、報道などで最近知った中国の海洋調査船が出没していることくらいしか知らぬまま今回取材に臨みました。
 わずかな時間ではありましたが、実際に「島」に触れて取材することができ、また護岸工事後の様子を取り上げたテレビ番組もこれまで少なく、貴重な取材となった事を感謝しております。
 実際に上陸して「島」を見た率直な感想を申し上げると、本来日本人が持つ島の概念からはかけ離れて、岩と呼びたくなるほど小さく、それを必死に守っているなという印象でした。
 番組で放送したところ、これまで映像を見た人は少なく初めて沖ノ鳥島を見たという意見が多数寄せられました。岩か島かという論調で取り上げるメディアも多かっったようですが、とくダネ!では中国側が「岩」と突然言ってきたという事実にとどめ、日本が沖ノ鳥島を領有している事の重要性を主に伝えました。
 その結果、「あれは岩だろ」などという意見はなく、視聴者からも何とか守るべきだとの意見も寄せられました。
 今後の有効活用という点については、今回視察に参加された専門家の方々からあらゆる可能性についての報告があると思いますが、国民の関心をさらに高めることも方法の一つかと思います。
 放送後、周りのスタッフや番組を見た友人などからも、意外にも行ってみたいという声も多く聞かれ(船酔いの話をしなかったせいかもしれませんが)、観光ツアーも絵空事ではないかもしれません。
 今後も沖ノ鳥島を陰ながら見守っていきます・・。
 
 
 
フジテレビジョン 関 満夫
 レポート提出遅れてすみません。各社代表のレポート提出でOKかと勝手に判断しておりました。
 今回、沖ノ鳥島視察団に参加し、“島”を自分の目で見、上陸することができとてもよかったです。自分が持っていた“島”の概念には全く当てはまらない“島”でした。正直個人的にまた沖ノ鳥島を訪れるという気にはなりません。しかしこの“島”は日本国民が訪れたいために存在する“島”でなく、日本という国がよりよく存在できるようにするための、政治的に重要な“島”なのだ、ということが上陸しこの目で見ることでよくわかりました。
 中国という国の政治の仕方を考えると、日本がお金と労力をつぎ込み、沖ノ鳥島を“島”として存続させていくのは間違っていないと思います。沖ノ鳥島の有効活用のアイデアが、“島”を存続させていくアイデアにつながっていくと思うのですが、僕にはそのアイデアが思い浮かびません。「刑務所」は?と思ったのですが、国際的に非難を浴び、それこそ沖ノ鳥島の存続が危ぶまれますもんね。
 
 以上、僕のレポートです。
 沖ノ鳥島視察中はお世話になりました。そして視察後もおつかれさまです。
 年末で忙しいと思いますが、お体に気をつけて。
 よいお年を。







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更新日: 2019年7月13日

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