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●2004結核予防週間レポート
本部・東京都支部
“おばあちゃんの原宿”
巣鴨でミニコンサート
 東京における複十字シール運動キャンペーンは, 結核予防週間開始前日の9月23日(祝日), 巣鴨地蔵通り商店街において, 東京都, 結核予防会東京都支部, 健康を守る婦人会(東京)及び結核予防会本部の共催で行われました。この商店街は, 病気回復や延命に御利益があるという「とげぬき地蔵尊高岩寺」などを擁し, 中高年者を中心に多くの観光客が訪れることから“おばあちゃんの原宿”と呼ばれており, キャンペーン当日も大勢の人出で賑わっていました。
 商店街入口に位置する「江戸六地蔵尊眞性寺」境内には特設ステージが設けられ, 元東京都支部職員で, コロムビアレコード専属歌謡浪曲歌手の物江民夫さんのミニコンサートが2回行われました。前座として, 寅さんの物まねをしながらボランティアで柴又の観光ガイドを行っている野口陽一さんも登場。美川憲一や淡谷のり子の物まねなども披露され, 楽しいステージを繰り広げられました。メインの物江さんのステージでは, 結核予防の大切さを訴えるトークを織り交ぜながら, 三波春夫の歌謡浪曲やオリジナル曲などを熱唱。多くの方が集まり, その歌声に聴き惚れ, 結核の知識も深めて頂きました。
 
渋い歌声で聴衆を魅了した
物江さんのステージ
 
 また, 健康を守る婦人会(東京)の皆さんによる複十字シールグッズ展示・募金コーナーや, 本部第一健康相談所等の医師や看護師による血圧測定・健康相談コーナーも設けられました。街頭ではシールぼうや・結核菌(着ぐるみ)と共に職員が大声で結核予防週間をPRし, パンフレットやシールぼうやボールペンなどを配布しました。9,000セット準備したグッズはあっという間に無くなり, 今年のキャンペーンも大盛況で幕を閉じました。
 キャンペーンの模様は, 毎日小学生新聞・中学生新聞及び毎日新聞東京都版に掲載されました。
本部事業部
 
医師, 看護師, 保健師による
無料健康相談・血圧測定コーナー
 
(左から)寅さん・結核菌・シールぼうやの三者が
そろって結核予防の大切さを訴えました
 
毎日小学生・中学生新聞には, キャンペーン記事のほか
「生きた社会科」コーナーに結核に関するまんがが掲載されました







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