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「施設見学」(1月22日/講師:日本訪問看護振興財団 事務局)
 
ピースハウス病院
 
・患者尊重の理念がよく理解できる施設の見学でとても良かった。
・ボランティアの表情が大変生き生きとし、真剣なものだった。どのように運営したら一時だけでない長期に維持できるのかを知りたかった。
・いろいろなスタッフの連携そして指導が行き届いている様子が伺えた。最後までその人らしい姿を終えることのすばらしい環境でもあると思った。
・管理者の視点から見た現状みたいなものがよくわかってがんばろうという気分になった。
 
衣笠病院
 
・ホスピスと在宅との連携ということだったが、実際にホスピスより在宅へのケースが6年間で3件というのに、地域によりどのようなホスピスが望まれているかなど、特色があることを改めて感じた。
・生きるための場所であり、生きる場、生き方の1つの選択肢であることがわかった。又、グリーフケア・スタッフへの支援についての質問をお受けいただいたことを今後に活かしていきたい。
・スタッフの方々が熱心に看護されていて、施設の工夫がわかりよかった。訪問看護ステーションの情報交換ができてよかった。
 
「終末期看護の実際」(1月23日/講師:中山 康子)
 
・今までの自分の訪問がとても雑に思えて今後、もっと丁寧に利用者さんの話を聞き、アセスメントし、ケアしてゆかなくてはならないと実感した。
・家族ケアの重要性は解っていたがキーパーソンとなる方のみのケアに偏ってしまっていた。家族一人一人のアセスメント関わりも視点に入れて今後関わっていきたい。
・ヘンダーソンの14項目や、家族アセスメントの重要性について改めて考えさせられました“何となくしている”のではなく、きちんとアセスメントできるように勉強していかなければいけない。
・ターミナルケアもしくは緩和ケアについて自立支援というものが分りにくかったが今日の講義で整理することができた。
 
「事例検討」(1月23日/講師:中山康子/高砂裕子/阿部まゆみ)
 
・それぞれ問題を抱えながら訪問を行っているのだということがよく分った。いろいろな意見、アドバイスが聞け、参考になった。
・看護師としての自分の見地からではなく、看護師の自己満足に浸ることなく、良いケアーを行うには人間をみがくことが第一と思った。テクニックのみでなく人格を磨くことが第一ということを充分考えさせられたターミナルケアカンファレンスであったと思う。
・自分の問題としていたことを講義してもらいとてもよかった。グループワークの中で新たな発想を与えてもらいよかった。
・常に利用者/家族の希望を聞き取りつづけてゆく事が基本だと改めて思った。更にコーディネーターとしての役割は難しくかつ、大切と思った。
 
今後の在宅終末期ケアに関する研修会への要望について
・補助的療法の実技・演習
・マッサージの実践的なものコミュニケーションスキルをロールプレイング的にやるとかをもっと多く時間をとってもよいかもと思った。
・特に実際に使える内容のリラクゼーションの実際や家族支援の方法等について
・リラクゼーション、マッサージをもっと詳しくやってほしい
・受け入れてくれる施設(病院Stを問わず)があれば実際に実習できる機会があればいいと思った
・往診医への報告の仕方(信頼関係をつくるための)、症状コントロールをいかに上手く連携して解釈するかを医師の立場から意見がほしい。
・看護における補助的療法について。トピックスとしておこなってほしい
・施設見学より講義、又グループワークを組み込んで欲しい







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