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事務局だより
協会活動に新企画
「ナビゲーション講習会」
前号でもお知らせしましたように当協会新企画の「ナビゲーション講習会」が発足しました。
悲惨な海難事故から命を守る知識・技能を身につけていただくためのもので、対象は主として小型船舶操縦士免許を取得した操船経験の少ない方としています。
楽しい海が、悲しみの海とならないためにも、この実践的なカリキュラムの充実した講習会に出席して、さらなる航行安全知識・技倆を身につけてはいかがでしょうか。
〔ナビゲーション講習会実施要領〕
1. カリキュラム
9時〜11時 航海計画の策定、海図作業
11時10分〜12時 ロープワーク
13時〜13時30分 点検（特に機関）
13時30分〜16時 操縦実習
2. 講習内容
（1）航海計画の作成についての要点を説明し理解させる。開催地の海岸図、港泊図にて航路の設定を行う。方位、距離、変針点、所要時間などの計算も行う。また、仮の目的地などを想定しての海図問題の練習を行う。
※航海計画の策定につき講習時間が不足する場合には、午前中を海図作業に当て、ロープワークは午後の点検（船体外部、機関、装備品、操縦席）操船実習の際に実施することも考えられる。
（2）ロープワーク用のロープ（約1.5m）を参加人員数を用意。実践的なロープワークを指導する。
（3）午後の点検は、機関の点検と取扱を主に実施する。
（4）操船実習
ロープの解らんの順序、離岸、着岸の方法。航行中のチェックポイント（見張り、ルールの遵守、機関のチェック）
（5）帰港後の点検、帰港の連絡等
艇の係留方法、機関停止後のチェック、帰港の連絡等。
※詳細は、事務局までお問合せください。
只今、操船実習中
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社団法人 関西小型船安全協会
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