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会報 第22号

 事業名 基盤整備
 団体名 日本太鼓財団  


指導員・認定員の資格取得者が3,000名を突破
〜第16回日本太鼓全国講習会(宮崎県清武町)〜
 第16回日本太鼓全国講習会が2月15・16日の両日、全九州太鼓連合、宮崎県支部が主管となり宮崎県清武町文化会館を中心に行われました。講習会には地元宮崎県をはじめ、全国20都道府県から196名の受講者が参加しました。開講式では財団を代表して塩見理事長、主管団体である全九州太鼓連合長谷川会長、宮崎県支部岩切支部長がそれぞれ挨拶、落合清武町長より歓迎の言葉がありました。
 午後からは、一流の講師による厳しい指導が行なわれ、受講生たちは真剣な眼差しで太鼓に向かっていました。翌日の成果発表では3つの専門講座で技術を習得した受講生による演奏が行なわれ、その上達ぶりを披露しました。
 なお、この講習会には日本財団が取材に訪れ、4月8日に東京で行われた「助成金交付式・春の交流会」において、1,000名近くの参列者にその模様が紹介されました。
 
 
締太鼓講座
 
 
○専門講座
御諏訪太鼓講座 講師 小口 大八氏
助六太鼓講座   講師 今泉 豊氏
締太鼓講座    講師 長谷川 義氏
○基本講座 
総合指導      講師 古屋 邦夫氏
3級基本講座   講師 安江 信寿氏
4級基本講座   講師 若山 雷門氏
5級基本講座   講師 松枝 明美氏
      講師 松元 和敏氏
◇技術認定員検定試験の結果は次の通りです。
1級検定 15名受検 13名合格(3名認定)
2級検定 13名受検 13名合格(4名認定)
3級検定 32名受検 25名認定
4級検定 18名受検 18名認定
5級検定 81名受検 81名認定
 
3,014名が資格を取得
 2003年4月現在の公認指導員・技術認定員数は以下の通りです。
<公認指導員>
特別2名、1級23名、2級63名、3級114名 総数202名
<技術認定員>
1級12名、2級56名、3級275名、4級572名、5級1,897名 総数2,812名
 
期日:2003年6月28日(土)・29日(日)
主催:財団法人日本太鼓連盟
主管:財団法人日本太鼓連盟静岡県支部
会場:国立中央青年の家(静岡県御殿場市)
専門講座
三ツ打太鼓講座・・・島田将嘉氏(石川県)
大太鼓講座・・・山内強嗣氏(静岡県)
ゆふいん源流太鼓講座・・・長谷川義氏(大分県)
基本講座
総合指導・・・古屋邦夫氏(財団技術委員会委員長)
3級基本講座・・・安江信寿氏(石川県)
4級基本講座・・・若山雷門氏(岐阜県)
5級基本講座・・・松枝明美氏(長野県)
   羽土 聡氏(岐阜県)
受講料:大人10,000円(会員9,000円)
 小人9,000円(会員4,500円)
参加費:宿泊する場合 一律5,000円
宿泊・食事4食・記念写真等
宿泊しない場合一律3,000円
食事2食・記念写真等
申込先:(財)日本太鼓連盟静岡県支部事務局
担当:山内強嗣
Tel.  0550-87-3198
Fax. 0550-87-3940
振込先:郵便局
口座番号 12370 36897491
名義 財団法人日本太鼓連盟
   静岡県支部
 
期日:2003年5月31日(土)・6月1日(日)
会場:諏訪市文化センター
講座:3・4・5級基本講座
申込先:(財)日本太鼓連盟長野県支部事務局
担当:古屋邦夫 Tel. 0266-23-6146 Fax. 0266-23-8832
 
 第5回日本太鼓ジュニアコンクールに出場した北海道夕張太鼓保存会「竜花」の指導者である青木裕行氏より、地域と学校が一緒に実施している町おこしについて寄稿いただきましたのでご紹介します。
 
―日本太鼓と町おこし― 夕張太鼓保存会「竜花」 青木 裕行
 「夕張メロン」と言えば、皆さんもご存知かと思いますが、私は「夕張メロン」の銘産地・元炭鉱街の北海道夕張市で活動しています。昨年6月に北海道空知地方の太鼓団体が集まり、北海道道西支部を設立することが出来ました。私が所属している夕張太鼓と夕張市の活動経緯をご紹介させていただきます。夕張市は明治24年炭鉱開始以来「炭鉱の街」として栄え、一時は大小24の鉱山、人口が12万人を数え、炭住(棟割長屋)が山の上まで立ち並び、川は石炭で黒く染まり、冬は炭住の煙突から黒い煙を出し栄えておりました。しかし、昭和40年代からは相次ぐ炭鉱の閉山により、今は1万4千人まで減少し、煙突から黒い煙が消え、川もきれいに・・・。夕張太鼓は、炭鉱が斜陽となった昭和40年代に人々の心を奮い立たせようと、鎮守夕張神社の宮司が炭鉱マンを集めて神楽太鼓の勇壮さを取り入れて考案されました。街の繁栄・炭鉱の安全・炭鉱で働く男を表現して作られ、年に1度の炭山祭りでは、市内地域の30数箇所を、朝から陽が沈むまで太鼓演奏をしていました。炭鉱を失った頃は職を求めて夕張を離れる者が多く、会員が減り夕張太鼓の存続が危ぶまれる状況となり、ついに昭和59年には会が解散いたしました。しかし、翌年、市民有志が集まり、夕張太鼓を保存しようと商工会議所が中心となり、市内小中学校への呼びかけに、子供たちが20〜30名程度集まりました。それからは、商工会議所のホールを借り、週2回の練習を始め、昭和61年には夕張太鼓保存会を設立、設立1年程で地域行事に参加出来るようになりました。毎年、夕張神社では元旦奉納太鼓(初打ち・初練習)を行い、本年はマイナス17度〜20度ぐらいでしょうか、普段と変わらぬ衣装で子供たちが元旦0時から2時間程演奏しました。そして炭山祭り(現夕張神社例大祭)では、昔に比べ地域祭りが20箇所程に減りましたが、現在も毎年各地域で演奏しています。路上では地域の皆さんに声援をいただき、毎年小さな子供がお祭りの太鼓を見て、入会してくるなど、多くの方々に見ていただくことで、会と地域の活性化に繋がるものと考え、演奏活動を続けています。また、最近学校の学習発表会などでも日本太鼓を取り入れる学校が増えてきておりますが、以前から私たちの太鼓を使い、発表会で子供たちが手にマメを作り、潰しながらも放課後に一生懸命、太鼓の練習に取り組んでいました。
 その当時の子供が、今は社会人となり、昨年夕張市南部で新しく太鼓の会を結成し、自分の育った地域の子供たちを集めて太鼓の指導をしています。今は、私たちも小学1年生から高校生まで40数名程に膨らみ、保護者、大人会員に子供チーム「竜花」を応援していただいています。最近、北海道内の団体とも太鼓を通じて幅広く交流が深まっており、多くの太鼓団体が夕張市のイベントに参加いただき、盛り上げていただいています。平成10年には夕張市復興事業として、世界的に有名なシンセサイザー奏者喜多郎氏のコンサートにおいて、私たち太鼓団体も共演させていただきました。喜多郎氏との出会い、またコンサートを計画・準備いただいた地元関係者のご協力が、私たちの会が活性化されるきっかけとなり、現在に至っています。喜多郎氏に『昔から「ドン」と太鼓が聞こえると、何だろうと、太鼓の音の方へ行きませんでしたか?』『遠くからドン、だんだん近くに行くにつれて、ドン・ドン・ドン・ドン・ドン、胸が弾んだでしょう?』と問いかけられたことがあります。太鼓の音が聞こえると、そこへ興味津々足を運ぶのは幼い頃も今も変わりません。子供たちの演奏の中でも、気合を入れて一打「ドン」と打ち始めた瞬間、鳥肌が立つような感動が何度かあります。その瞬間が、今はとても楽しみです。平成12年には会の興起30周年を記念して、手作りで演奏会を開催しました。会員、保護者、太鼓団体や多くの皆様のご協力をいただき、立ち見している方もいるぐらい多くの方に記念演奏会へ足を運んでいただきました。この30年間に多くの出来事がありました。夕張太鼓解散、保存会設立、成人会員「竜花」設立、打手はこの間に大きく変わり、多くの皆さんに支えられ、地域とともに育ってきました。夕張太鼓結成当時の心意気を忘れぬように、郷土の太鼓を成長させ、そして地域の活性化に繋がれば幸いと思っています。「ドン」で人々を呼べる太鼓、心を打つ太鼓を打てるように努めていきたいと思います。
 
 
1988年・北海道消防大会で子供たちの
演奏を見つめる故・笹川会長ご夫妻







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更新日: 2019年7月20日

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