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会報 第22号

 事業名 基盤整備
 団体名 日本太鼓財団  


会報
[財]日本太鼓連盟
NIPPON TAIKO FOUNDATION
発行・編集 2003年4月
〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル5階
財団法人日本太鼓連盟 理事長 塩見 和子
Tel. 03-6229-5577 Fax. 03-6229-5580
URL: http://www.nippon-taiko.or.jp Email: info@nippon-taiko.or.jp
 
〜総務大臣杯・文部科学大臣奨励賞第5回日本太鼓ジュニアコンクールを開催〜
 
 
優勝した信濃国松川響岳太鼓子供会
 
 
 (財)日本太鼓連盟主催、(財)日本太鼓連盟山梨県支部主管による総務大臣杯・文部科学大臣奨励賞第5回日本太鼓ジュニアコンクールを3月23日(日)山梨県甲府市の山梨県立県民文化ホールにおいて開催いたしました。全国32都道府県(273チーム・3,579名)から選抜された38団体466名(平均年齢13.6才・最年少5才)が出場し、その腕を競いました。開会式は、優勝旗を持った前年度優勝チーム山川ツマベニ少年太鼓(鹿児島県)を中央に出場全38チームがステージに整列して行われました。国歌斉唱に続き、(財)日本太鼓連盟津田会長、(財)日本太鼓連盟山梨県支部深沢支部長より挨拶、来賓を代表し、山梨県原野県民室長よりご挨拶を頂きました。続いて、前年度優勝チームの山川ツマベニ少年太鼓より優勝旗、優勝杯が返還され、チームには優勝杯レプリカと太鼓一鼓(1尺6寸)が贈呈されました。
 静岡県代表富岳太鼓の山内勇人君が出場者を代表して「日本の伝統文化を重んじ、日頃の稽古の成果を、力一杯演奏することを誓います」と力強い選手宣誓を行い、当財団小口副会長による「初っ切り太鼓」を皮切りにコンクールは始まりました。
 当日は晴天に恵まれ、全国大会を一目見ようと会場は約2,000名の観客で満席となりました。郷土を代表して各チームとも素晴らしい演奏を披露し、場内からは出場者たちのはつらつとしたバチさばきに大きな拍手と歓声が送られていました。
 閉会式では、世界的に有名なシンセサイザー奏者であり、太鼓にも精通している喜多郎審査委員から、「太鼓の音が耳だけでなく、心にまで響いた」、また、塩見審査委員長より、「技術レベルが上がったのは嬉しいことだが、今後はそれに心がついているか、ということも見ていきたい」との講評がありました。続いて、審査結果が発表され、今回で4度目の出場となる信濃国松川響岳太鼓子供会(長野県)が総務大臣杯の栄冠に輝きました。今回から設けられた文部科学大臣奨励賞は、ゆふいん源流少年隊(大分県)が第2位との同時受賞となりました。
 また、翌24日(月)には特別講習会が行われました。これは、ジュニアコンクール出場団体のチームクリニックとして実施したものです。希望のあった神奈川県立中央農業高等学校和太鼓部(神奈川県)、山梨県立園芸高等学校すいれき太鼓部(山梨県)の2チームが古屋技術委員長から基本を中心とした厳しい指導を受けました。また、両チームの指導者も特別講習会に参加し、今後の指導に活かしていきたいとの感想がありました。
 本コンクールにおいて、お忙しいなか、厳正な審査をしていただいた審査員の先生方、審査の間、観客を魅了する演奏を披露していただいた特別出演チームの方々、また全国より町ぐるみで応援に来て下さった父兄の皆様、そして本コンクールの開催にご協力いただきました240名におよぶ山梨県支部スタッフの皆様に心より感謝とお礼を申し上げます。
*なお、次回の第6回大会は、2004年3月21日(日)に岐阜県羽島市(羽島市文化センター)において開催を予定しています。
 
長野県代表 信濃国松川響岳太鼓子供会
代表 平林 重宏
 このたび、第5回日本太鼓ジュニアコンクールに優勝できましたこと、関係各位の皆様に深く感謝申し上げます。我々は信州安曇野松川村で太鼓を楽しむ仲間です。1986年御諏訪太鼓小口大八宗家の門を叩き、以後創作太鼓集団として活動してまいりました。現在、100名近くの会員がおり、内子供会は太鼓を愛する少年少女が集い、42名で活動しております。
 チームの目指すものは“血湧き、肉踊る気持ち”を太鼓で表現し、汗をかき大きな声を出し、見る人聞く人の心に残る太鼓を楽しく打ち鳴らすことです。長野県予選大会を勝ち抜き、今回が4度目の全国大会となりましたが、自由曲は響岳太鼓伝統のオリジナル曲「化心」でチャレンジしました。
 速いリズム、桴さばき、そして般若の舞で私たち響岳太鼓を、さらには私たちのふるさと信州を表現出来たものと思います。子供たちは心を一つにして太鼓を打ち鳴らし、コンクールのステージを全身で楽しませていただきました。出場選手はもとより、子供たち、保護者会、長野県支部、そして村を上げて本コンクールでの優勝を心より喜びました。また、優勝という成績に傲ることなく、もう一度基本にもどり、日本の伝統文化である太鼓に取り組み、地域づくりの一助となるべく奮闘することを誓い合いました。
 コンクールで良い成績をとることは、大切な目標のひとつではありますが、一番の目的である「健全な心づくり」を大切に今後も礼儀正しく、明るく楽しく手を取り合った「和」の太鼓を創造してまいりたいと思います。
 最後になりましたが、コンクールでは、大勢の皆様方に本当にお世話になりました。長野県予選から全国大会出場までは長野県支部の皆様、そして、全国大会では(財)日本太鼓連盟の皆様及び山梨県支部の皆様、本当にありがとうございました。
 今後は、皆様への感謝の気持ちを太鼓で表現してまいりたいと思います。
 今後とも皆様方の叱咤激励の程、よろしくお願い申し上げます。
 
松川村 村長 茅野 徳則
 松川村は北アルプスの麓、美しい清流と田園の里・安曇野に位置し、健やかな青少年育成に取り組んでいます。その様な中、十余年前に産声を上げた松川響岳太鼓は年々その実力を上げ、念願でありました総務大臣杯を手にするまでにいたりました。村始まって以来の快挙であり、日本太鼓連盟の皆様をはじめ関係各位のご指導・ご鞭撻に深く感謝しております。現在、学校教育は週休2日制の時代を迎え、その余暇における社会教育活動が重要視されてきています。あわせて邦楽器の授業を教科の中に取り入れるなど和太鼓は更にクローズアップされてきております。単に数字や単語を詰め込む学習ではなく、自分で考え、個性を伸ばしていくことが必要とされており、和太鼓はその先端を行く場を提供してくれております。
 全国大会での子供たちの演奏を毎年観るたび深く感動を覚えております。その全国大会という強豪出揃う大きな舞台の中、松川響岳太鼓の子供たちも重圧と戦い一生懸命の演奏を見せてくれました。地域の誇りであるとともに文化継承・人材育成の面からも頼もしく感じております。全国大会での審査では太鼓の技法のほかに、チームワーク・礼儀作法・振舞い等日頃の生活態度から滲み出る部分も審査されるとのことであり、その様な中で優勝の栄冠を手にすることができたことは教育の根本である「健全な精神づくり」が実践されていることの成果であると確信しております。
 今回の優勝ということで満足することなく、今後更に努力し続けて欲しいと思います。「成長」ということに終わりはなく、誰もが命ある限り成長を続けていきます。さらに大きな人間として成長していってくれることを願っています。
 今後とも、関係各位の皆様にはさらなるご指導をよろしくお願いします。
 
 今大会の模様が4月5日(土)に山梨放送で、30分の特別番組として紹介されました。さらに、同放送で3月17日にニュース特集として地元チームの練習風景が、NHKテレビ等では当日の模様が放映されました。また、山梨日日新聞、産経新聞、雑誌「モーストリー・クラシック」などに大会の模様や審査結果が掲載されました。特に山梨日日新聞には、このほか紹介記事をはじめ、数多くの大会関連記事が掲載されました。
 
 
山梨放送
 
 
産経新聞
 
 
文部科学大臣奨励賞に輝いた
ゆふいん源流少年隊
 
 
山梨県代表 山梨園芸高等学校すいれき太鼓部
 
2年 三ツ石 梢
 私たち「すいれき太鼓部」は、平成13年全国高等学校総合文化祭に参加しました。それ以来の全国大会です。大会への出場が決まって、練習にも精神的にも燃えていました。
 また、山梨園芸高等学校の生徒が40人もスタッフとして参加してくれ大変感謝しています。
 大会当日、どのチームもすごく見えて、小さくなりそうでした。しかし、これまで応援してくれた方々、大変なのにスタッフとして参加してくれた仲間のためにも、思い切った演奏で恩返ししたかったです。自分たちが後悔したら、応援してくれた方々に申し訳がない。そんな思いでした。入賞はしませんでしたが、部が一つになったと感じています。楽しく演奏できました。
1年 飯寄 貴也
 全国大会に出場できるのは15名です。残念ながら演奏することはできませんでしたが、スタッフとして参加しました。スタッフは1分間の内にセットしなければならないので、大変ハラハラしました。最初の内は、それほど大変ではなかったのですが、後になって疲れがたまってきました。足が痛くなり立っていられない状況でした。他のスタッフに励まされ頑張ろうと思いました。よい経験になりました。
 
 
閉会式風景
 
 
優勝・総務大臣杯
信濃国松川響岳太鼓子供会(長野県)
第2位・文部科学大臣奨励賞
ゆふいん源流少年隊(大分県)
第3位 共栄太鼓風雅(石川県)
第4位 人吉ねぶか太鼓(熊本県)
第5位 やまばと太鼓(秋田県)
特別賞
山梨県教育委員会委員長賞
江別見晴台鼓楽会豊太鼓(北海道)
山梨県議会議長賞
日本航空高等学校太鼓隊(山梨県)
甲府市長賞
和紙の里 和雅美太鼓(福島県)
(社)山梨県社会福祉協議会会長賞
北見オホーツク太鼓「青虎天真」(北海道)
(社)山梨県老人クラブ連合会会長賞
おおむら太鼓連くじら太鼓(長崎県)
山梨県芸術文化協会会長賞
華太鼓ふじ組(宮崎県)
(社)山梨県観光物産連盟会長賞
利府太鼓(宮城県)
山梨県商工会連合会会長賞
掛合太鼓保存会 和童(島根県)
甲府市教育委員会委員長賞
龍連山太鼓道場「纏組」(山形県)
甲府商工会議所会頭賞
磨墨太鼓保存会(岐阜県)
 
池田 庄作   財団副会長
岡田 知之   洗足学園音楽大学教授
小口 大八   財団副会長
喜多郎     演奏家
塩見 和子   審査委員長・財団理事長
ジョージ・川口 ドラマー
西角井正大  実践女子大学教授
古屋 邦夫   財団技術委員会委員長
(五十音順・敬称略)
 
山川ツマベニ少年太鼓     (鹿児島県)
(前年度優勝チーム) 
甲州ろうあ太鼓         (山梨県)
山梨県太鼓連盟合同チーム (山梨県)







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更新日: 2019年7月20日

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