日本財団 図書館


感想文集
 
【匿名】
 ぼくは、九十九里海岸で、いろいろなことを教えてもらい、とても楽しかったです。東京大学の清野先生は、なんでも知っていてすごいと思いました。
 特に、ぼくがびっくりしたことに、砂鉄がたくさんとれる砂浜があったことです。そこは、すごく黒くなっていて、見ただけで違いが分かりました。お土産に持ってこられてよかったです。
 かわいそうなこともありました。それは、わたり鳥の死骸が、いくつもあったことです。一生懸命に飛んできたことを想像すると、悔しかっただろうと思いました。さらに、スナメリの死骸も見てしまい、自然の怖さを感じました。
 他には、貝にあいている穴は、食べられてしまったということ。すぐにくだけてしまう石があったこと。ハマヒルガオがさくお花畑があったこと。地層がよく見える崖があったことなど。とても勉強になりました。
 
【保護者からのメッセージ 匿名】
 こども海洋リサーチに、親子で参加することができ、とても楽しかったです。九十九里海岸の広大さにも驚かされました。そして、66kmの海岸には、それぞれ違う特徴を持っていることを知ることができ、大変勉強になりました。
 清野先生には、分かりやすくたくさんの事を教えていただき、ありがとうございました。今では、海水浴目的で訪れていた海岸も、これからは違った視点からとらえることができそうです。
 今回の学習会で、砂浜が削られて、砂の量が減り、砂浜の長さや広さが小さくなってきている様子を、崖などの実態から知ることができ、少々悲しい気持ちになりました。自然の成すべき事は、人間の力ではどうにもならないものだと実感させられました。だからこそ、私たちはもっともっと海岸の変化や実態を、積極的に見守っていくべきだと考えさせられた有意義な一日でした。
 
【匿名】
 ぼくは海洋リサーチで九十九里海岸に行きました。九十九里海岸には、イカの頭、鳥の死がいや砂鉄もありました。磁石で砂鉄がたくさん取れました。
 次に、お昼にお弁当を食べました。おいしかったです。次に、堀川海岸に行きました。イルカの背骨やスナメリの死がいとかがありました。先生に教えてもらって分かりました。
 次に、本須賀海岸に行きました。浜辺は、広くて人が多かったです。前の海岸よりきれいで石も少ないです。先生が教えてくれたので、よく分かりました。
 最後に、バスでビデオを見せてもらいました。子ども海洋リサーチ学集会は、海に行けたので本当に楽しかったです。
 
【保護者からのメッセージ 匿名】
 九十九里海岸の観察と学習が、清野先生に教えて頂きながら見て歩いたので有意義でした。子供の頃勉強した事より、具体的で、目で見たので関東ローム層、砂浜、動物や貝の事などが、とても分かりやすかったです。また、漁村の生活の事なども教えて頂き楽しかったです。
 子供は、海が大好きなので遊ぶのが中心になりがちでした。でも、家に帰ってから思い出や感想文を書く時、先生に教えて頂いた事を伝えるととても興味深く聞いていました。そして「そういえば、クラゲやスナメリを初めて見たね。イルカの背骨も見つけたね。」など、楽しそうに先生に教えて頂いた事を思い出していました。
 今回、参加させて頂きありがとうございました。いろいろな海岸を見たり、先生のお話しがあり、これから海や海岸をみたり、先生のお話しがあり、これから海や海岸などが身近に感じられます。また、詳しい資料を頂き参考になりました。ありがとうございます。
 
【匿名】
 ぼくは、6月21日に、九十九里の海洋リサーチに行きました。海岸のことを調べに行きました。海岸には、クジラやイルカの背骨や、貝のたまごが落ちていました。一番びっくりしたのは、イルカの死がいです。黒くて体に虫がついていました。最初は、人がたくさんいて見えませんでした。人のすき間から少し見えました。清野先生が、海で迷子になって死んでしまったと教えてくれました。かわいそうでした。お土産に、貝がらとサンドラーという、うにの殻を拾いました。また行きたいです。
 
【保護者からのメッセージ 匿名】
 バスを降りると、さわやかな潮の香り。おもいきり空気を味わう。目の前には、果てしない水平線。肌にカラリとした風があたる。
 B&G主催の海洋リサーチの学集会で、九十九里の海岸に子供とやって来た。3つの海岸を散策。子供達は、貝殻、渡り鳥の死骸、コウイカの骨などを次々に発見。「これは何。」と清野先生を質問ぜめ。誰かがプラスチックのかけらのような物を発見。先生が、「光にかざしてみて。」1mmほどの無数のつぶが見える。ツメタガイの卵とのこと。人工の物と思ってしまう、天然の造形物。なんて見事につくられているのか。いつもなら、気付きもしない物に目が止まる。先生のアドバイスのおかげ。
 堀川海岸では、イルカの死骸を見つける。小さな虫やハエがついている。いつもなら、引いてしまう子供も、「どちらも自然にとって必要なこと。」と、先生から説明を受けると、近くに寄り観察。久し振りに、親子共々、五感を刺激されるバスの旅となった。
 
【匿名】
 私は、「子ども海洋リサーチ」に参加して、一番印象に残った事は、「海には、たくさんのゴミがあってきたないな。鳥やイルカが死んでいてかわいそうだな」と思ったことです。海にたくさんのゴミがあるのは、人間が川や海にゴミを捨てるからだそうです。みんなが気持ちよく、海で遊ぶためには、1人1人のゴミを捨てないという心がけが大切だと思いました。海の中にいる何千、何万あるともいわれている植物や、生き物のためにも海は、きれいにしてあげたいと思いました。
 海の波は風の影響でおきる事とか、海水がしょっぱいのは岩から成分がにじみ出ているからだとか、浜辺の黒い砂は砂鉄だとか、私の知らなかった事をたくさん教えてもらえてとても勉強になったしもっと海の事を知りたくなりました。とても楽しい一日でした。
 
【保護者からのメッセージ 匿名】
 「汚いなあ、ここはゴミ捨て場所か?」と思うくらいそこは缶や瓶、それにビニール屑で散乱していた。
 ここは九十九里浜、今回こども海洋リサーチで訪れた堀川海岸であった。現地のゴミもあるそうであるが、河川に投機されたゴミが流れ着いて海岸に漂着するそうである。見学で講師から説明があった「浜崖」による海がめの産卵への影響も心配であるが我々人間が捨てているゴミの誤飲による生命に対する影響は、心痛むものがあった。また、見学した塀風ヶ浦でも分かるように年々海岸の浸食が進んでいるという。これも、単なる自然現象以外に、地球温暖化の影響などがあるのであろう。
 海岸にはハマヒルガオが咲き、海からの恵みを受ける漁港もある様に、我々が自分の事として、真剣に考えていくべき問題であると感じた。
 
【匿名】
 今日は九十九里浜に行ってきました。まず、最初に刑部岬展望台をのぼりました。そこから見た、海岸は太陽が海にあたって水が青く見えました。その次に、塀風ヶ浦に行きました。砂鉄や大きな貝がらがありました。がけの下には手でも、こなごなにできるとてもやわらかい石がありました。そのあとバスに乗って飯岡漁港に行きました。漁港さんたちは、穴があいている所を糸であんでいました。大学の先生によると、漁師さんはあみものが得意なことが分かりました。そのあと、ガーデンハウスでお昼のお弁当を食べて少し休んだらまた、堀川海岸に行ってみました。そこには波で砂がけずられて壁になっている所に磁石をつけたら大量に砂鉄が前の海岸でとった時より多く砂鉄がとれました。道の右がわに、不思議な形をした大きな石がたくさん重なっていたけど波をふせいでくれることが分かった。海岸にきてとても詳しく分かった。
 
【匿名】
 今回は、九十九里海岸について、貴重な体験をしてきたと思いました。海水浴には小さい頃遊びましたが、海に崖があり、しかも簡単に手で砕ける岩があるという事を知り、びっくりしました。渡り鳥、魚、イカ、イルカと死骸を目にして、私の知らない海を見たと思いました。また、沢山のプラスチックのゴミの山が、本当に人間ってかってだなあと思い、これからは、身の回りからゴミの落ちていない町、きれいな川を作って小さな生物達が住めるように1人1人が気をつけなければ海だって、きれいにはならないと思いました。
 最後に立ち寄った本須賀海岸は、とても美しい海でした。高い波、砕ける白い波とてもきれいな砂浜もさらさらして素足で歩きたい気分になりました。短い時間であっという間でした。もう一度行ってゆっくり足元を見て歩いてみたいです。子供も私も驚きの連続でした。清野先生始め、B&Gの皆様方おつかれ様でした。とっても楽しい一日をありがとうございました。(千葉県のテレビ局がきていた事にはすごくびっくりしましたけど)
 
【匿名】
 6月21日は、バスに乗って、九十九里浜に行きました。ぼくは、行く時は、みんなとあんまり話さなかったけど、バスに乗ってやっと藤野君と白石君と、バスの中で話しました。やっと屏風ヶ岬に着きました。それで先生がトイレに行きなさいと言ってトイレをすましました。それで上に登ってみると、太平洋が見えました。太平洋は、とっても広い海だな、と思いました。ぼくは早く砂浜に行きたくなりました。砂浜に行くととってもいっぱい貝が落ちていました。ぼくは、貝がほしくてふくろに入りきれないほど入れました。それで、藤野君と白石君と一緒にお昼を食べました。そして、お昼は終わりました。次に2つの海岸に行きました。2つの海岸でスーパー堤防を作りました。やがて夕方になりバスの中でビデオを2本見ました。見終わるともう7時30分になっていました。
 
【保護者からのメッセージ 匿名】
 今回の学習会に参加して、改めて人間の営みと地球環境の連鎖について考える機会をもつことができました。講師も言われていましたが、「利根川の中流の栗橋と下流の九十九里はつながっている」ことを再認識できました。厳密には、利根川の再下流は銚子でしようが、河川と海はつながっており、九十九里も下流域といえるでしょう。
 九十九里の海岸(磯部)には無数の漂流物が打ちあげられておりました。近隣の礒を回遊していた「すめなり」の死骸、あまたの貝殻、鳥類の死骸、浮き、河川や海岸沿いの人たちが捨てたであろうシャンプーの空容器や酒の空きびん等々。
 人間生活が自然環境に与える負担を少しでも削減できるよう、河川やその他の環境にゴミをすてないよう自分でも心がけ、将来の地球を背負ってたつ子供にも発言していきたいと改めて考えています。
 環境にもっとも負担をかけているのは、自動車でしょうが、できるだけ自動車の利用を控えて、近場には徒歩や自転車を利用するよう、今後も心がけたいと思います。
 ある河川はその下流域とだけつながっているわけではありません。海を通じて世界につながっています。ある人が捨てた小さなゴミが下流にたどりついて、そこを汚染するだけでなく、海に運ばれて、遠くの外国の沿岸や海域までも汚染します。空気、水、飲料、花木など地球から与えられた恩恵にあだをかえすようなことは、厳につつしまなければならないと思います。
 
【匿名】
 最初の海岸で先生が縄文時代の海の高さは、5m高いことや、時代ごとに海の高さが、変わっているとおっしゃっていました。
 それを聞いてどうしてかなと思いました。川の下流の砂とは違い、海の砂は塩のにおいがしてくさかったです。しかも、海の砂の方がやわらかかったです。あと、蓮沼公園の近くの海岸で、貝殻がたくさんあがっていました。海の方が川より生き物がたくさんいて、すごいなあと思いました。荒川と利根川の河口の所まできたけれど、利根川の河口の海岸の方が、砂が多かったです。この会に参加できて、太平洋の海岸にこれてよかったです。自分では、生き物や自然を大切にしたいです。
 
【保護者からのメッセージ 匿名】
 この学集会への参加に際し、2年前の事を思い出しました。息子が2年生の夏休みの自由研究に利根川の様子を調べたいと言った時の事でした。それまでにも彼は川が好きで、地図を見ると川がどこから流れ、どの川と合流して海に注ぐのかを事細かに見ておりました。栗橋に住んでいるのなら利根川に様子を調べるのが普通ですが、とても夏休みの限られた日にちでまわりきる事は難しく、やむなく荒川を調べる事になりました。それでも彼は利根川の様子を調べる事をあきらめず、去年やっと上流である水上に行く事ができました。そしてやっと念願である下流のここまで行けることになり、親子共々大喜びしました。荒川では観察した事を素人の主人と私が彼に知っている事を説明するのが精一杯でしたが今回は専門の先生が一緒になって教えていただいて大変勉強になりました。ただ1つ残念だった事は、利根川がまさに海に注ぐその瞬間が見られなかった事でした。今回の学習会は、海の様子や海岸の様子を実際に見るだけでなく、大人たちが口で教えたり、説明するわけでなく、子供自信が、体全体で何かを感じ考える材料のきっかけを与えて下さった事に大きな意味があったと思います。紙面で、簡単ではございますが、スタッフのみさなん、ありがとうございました。また、こういう機会があれば是非、参加したいと思います。
※荒川を調べた自由研究では、上、中、下流の何ヶ所で石を拾って今も、その石は大事に記念としておいています。







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