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<ホームページ/携帯電話サービス:「eバスタイム」の表示>
 独自にホームページを開設し、9月1日より、サービスを開始した(9月30日まで)。
eバスタイム
バス共通時刻表
 
図II-3-2 ホームページの検索画面例
 
 
6)広報
ポスター・チラシを作成
ポスター:500枚
チラシ:12,000枚
バス車内、バスセンター等に掲示・配布。
7)実験結果の検証
 共通時刻表については、実験期間中の9月27日(土)および29日(月)に、対象区間の数カ所のバス停に調査員を置き、利用者の中から世代性別を幅広く抽出し、利用者の意識をインタビュー調査した。
 eバスタイムについては、当該ページに感想書き込みページを設け、利用者の意見を自由記入いただいた。
 
<参考>実験に関する報道
(1)中国新聞 2003/9/18
中国新聞地域ニュース
広島市内のバス時刻表、共通化図る
'03/9/18
 
 広島市内のバス会社四社が、各社でまちまちだった路線バスの時刻表の表示を乗客の立場から見直し、スタイルの共通化を進めている。県内では初めての試み。今月いっぱい市中心部などの一部区間で実験し、実用化を目指す。
 
 市内に路線バス網を持つ広島電鉄(中区)、広島交通(西区)、広島バス(南区)、中国ジェイアールバス(同)の四社。市民グループ「広島のみちの使い方を考える研究会」(岡村敏之座長、約二十人)の橋渡しで昨年四月から、合同の勉強会を重ねてきた。
 
 
 従来の時刻表は、終点を表示しただけで経由地が分からなかったり、バスの到着時刻が縦並びと横並びのものが入り交じるなど、慣れない人や急ぐ人には不便だった。
 
 一日から実験中の時刻表は、左端に行き先と経由地を縦に並べ、一時間ごとのバスの到着時刻を横並びに書いた。実験区間には、四社の複数路線が走っている中区紙屋町の相生通りから西区大芝の国道54号までの約四キロを選定。上り下りのバス停約三十カ所に試作した時刻表を張り出している。広島大大学院助手で交通工学専攻の岡村座長が実験区間を近く回り、乗客の声を聞き取る。情報量を増やせば字が小さくなり、高齢者には読みづらい―などの課題を洗い出し、共通化に向けて擦り合わせていく。
 
 試作の時刻表を見た鈴木文枝さん(93)=中区薬研堀=は「家に帰る路線がいくつもあるから、間に合う便を早く探したい。書式が同じだと、パッと見て分かりやすいね」と歓迎していた。
 
(2)広島ホームテレビ 2003年10月1日放送
 
ニュースな人
10/1(水)「わかりやすいバスの時刻表を!〜市民グループの実験〜」
 
 
 広島のバス停の時刻表ってわかりにくくない?
 「バス会社がたくさんあるが、表示が各社違う」「経由地がわからない」などなど。初めて乗る路線や、急ぐ人には困るかも!?
 そんな声に答えようと、市民グループとバス会社がある実験を行いました。
1. 全社共通の時刻表をつくろう
2. バス停に、この時刻表を掲示しよう
3. 時刻表をHPにも掲載、パソコンや携帯電話で検索できるようにしよう
 この実験、今月1日から1ヶ月の期間限定でおこないました。
 複数のバス会社が併走している区間で共通の形式で時刻表が作られることは全国でもあまり例がなく、しかも企画から実行までを市民とバス会社が共同ですすめていることも珍しいんだそうです。
 実験開始から1ヶ月、利用者の評判はどうだったんでしょうか?
 また、今後の課題は?
 今回の実験の主催団体「広島みちの使い方を考える研究会」の座長 岡村敏之さんをスタジオに迎えお話を伺いました。







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