日本財団 図書館


グリーン経営認証制度について
 
バス、タクシー事業向け認証制度は、平成16年開始予定です。
●具体的内容については、今後日本バス協会、全乗連、事業者、国交省、学識経験者を委員とし、当財団が設置する委員会で検討していきますので、開始時には内容が変更になることがあります。詳細はエコモ財団にお問い合わせください。
 
■次の内容は、平成15年秋開始予定のトラック運送事業向け計画内容です。
ご参考にしていただくため、ご紹介致します。
 
Q 認証制度って?
A
 交通エコロジー・モビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定のレベル以上の取組みを行っている事業者に対して、審査のうえ認証・登録を行うものです。
 環境保全の実効性を高めるため、マニュアルに基づく事業者の環境改善の努力を客観的に証明することにより、取組み意欲の向上を図り、業界における環境負荷の低減につなげていくものです。
 
Q どうやって認証するの?
A
 グリーン経営推進チェックリストのチェック結果が認証基準に達しているかどうかを審査員が事業所に直接お伺いして現地審査します。
 
Q 認証の基準は?
A
 トラック向けでは、チェックリストの各小項目毎にあるレベル1から3までのチェック項目の中で、法規制の遵守や一般的・基本的取組みであるレベル1の達成を基本としています。ただし、実施効果の大きい項目あるいは荷主へのアピールとなる項目で比較的容易に取組みが可能な項目は、レベル2であっても認証基準としています。バス、タクシー事業向けは委員会で検討していきます。
 
Q 認証の有効期間は?
A
 認証の有効期間は2年です。取得後2年毎に更新審査(現地審査)が必要です。その間は、認証取得後1年後にチェックリスト提出による書類審査を行います。
 
Q 取得費用は?
A
 認証期間2年間でかかる合計費用が概ね15〜16万円(+交通費実費)程度です。現地審査料や登録証発行料及び2年分の登録維持料、指導・情報提供料等の費用の合計です。
 
Q 認証を受けると何ができるようになるの?
A
○国土交通省及びエコモ財団のホームページで公表します。
○登録証、ロゴマークを交付し、自由に使用できるようになります。
○エコモ財団からの環境保全活動に関連する様々な情報提供サービスが受けられます。
○環境改善の取組みのレベルアップを進めるための指導・助言が受けられます。
 
Q ISO14001認証制度との違いは?
A
 ISO14001は環境改善を図るための体制や書類の整備といったマネジメントシステムの適合性を審査するものですが、グリーン経営認証制度は、環境改善の取組み結果(環境パフォーマンス)を審査するものです。また、認証後のレベルアップをはかるため、審査機関であるエコモ財団が指導・助言を実施します(ISOでは審査機関が指導・助言することが禁止されています)。
 
Q 誰が審査するの?
A
 エコモ財団及び当財団から委託を受けた審査員(ISO14001審査員補以上の資格を有す)が行い、審査結果に基づき当財団が認証合否を判定します。
 
■認証と定期審査スケジュール
 
■グリーン経営認証フローのイメージ
 
〈認証取得までのフロー〉
(1)申請・・・
 交通エコモ財団は事業者よりグリーン経営認証事業を運営するに必要な費用を認証手数料として受け取る。
(2)取組み体制、帳票等の審査・・・
 グリーン経営推進マニュアルに沿った取組み状況等について、取組み体制、帳票等の審査を行う。
(3)認証・登録・・・
 審査結果に基づき、交通エコモ財団が認証の合否を判定する。
 なお、審査結果等に対する異議申し立てについては異議申し立て処理委員会で審議する。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION