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ウォーキングプログラム
ねらい 正しい歩き方を体で覚え、バランスよく体全体の筋肉を動かす
動作 内容 ポイント
1 復習
(1)前歩行
(2)前歩行
(歩幅・速度変化)
(3)前歩行
(内股・外股)
(1)歩く方向・歩数を変えながら、軽く手を振り普段の歩幅で歩く
(2)歩幅や腕振りを変えながら歩く
(例:大股→小股、速く→ゆっくり)
(3)足先を内側や外側に向けて歩く
(1)合図で歩く方向を変える
(3)足首、内・外転筋のストレッチ効果がある
2 ポイント歩行
(1)つま先歩行
(2)かかと歩行
(3)かかと→つま先歩行
*(1)ふくらはぎ
*(2)すね
(1)つま先立ちで歩く
(2)かかとで立ち、歩く
(3)かかとから着地し、足の裏、つま先の先端までつけて歩く
(1)(2)小さな歩幅で歩く
合図で歩き方を変える
(例:かかと10歩→つま先10歩)
筋肉の緊張を伴う歩き方のため、水中で足首を振るなどして、緊張をほぐすような動きと組み合わせて行う
(1)背伸びをするように行う
(2)ペンギンが歩くようなイメージで行う
バランスをとりながら歩く
日常生活の中で、小さな段差などの、つまずき防止に効果がある
(3)床を蹴るように歩く
3 上腕プッシュ歩行
(1)前方向
(2)横方向
(3)下方向
*上腕
(1)水を前に押しながら歩く
(2)横方向の水を押しながら歩く
(3)水を下に押しながら歩く
(1)(2)(3)水の抵抗を感じながら歩く
両肘が伸びるまで、手の平でしっかり水を押す
(1)腕が体と直角になるまで伸ばす
(3)床に向かって押す
4 片足伸ばし後ろ歩行
*足の後ろ側
(1)膝を伸ばして後ろ向きに歩く (1)前足はつま先を上げる
手を腰に当てて、バランスをとる
腰を落とし、腰の位置を安定させて行う
膝関節症の方に最適な運動である
・動作の*印は、意識して動かす筋肉や体の部位
AW-12
 
<注意事項>
・1はウォーミングアップ程度に行い、他の動作を中心にプログラムを展開する
・4の動作は、スピードがつきやすく、プールサイドや他の人にぶつかったりしやすいので、意識的にゆっくり行う
・各動作と動作の間に前歩行を行い、次の動作のポイントや意識する筋肉の説明などをする
各動作の間のつなぎとして前歩行を行うことで、心拍数を維持したり、各動作のめりはりをつける
 
<負荷量>
・運動時間は、20〜30分程度
・各動作25m、2〜3回程度
 
3-(1):前方向
 
3-(1):前方向
 
3-(2):横方向
 
3-(2):横方向
 
3-(3):下方向
 
3-(3):下方向
 
4:片足伸ばし後ろ歩行







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