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ウォーキングプログラム
後ろ歩行
ねらい 後ろ歩行を中心に、水中で歩く動作に慣れ、楽しさを感じる
動作 内容 ポイント
<基本姿勢> (1)背筋を伸ばす
(2)つま先をあげ、かかとで床を押しながら歩く
(3)自然に呼吸を行う
(1)あごを引き、視線は遠くを見るようにする
上半身を上に引きあげるように意識する
(2)お尻を先行させ、あごを水面から離さないようにしバランスをとる
1 復習 (1)歩く方向を変えながら歩く
(2)歩幅や速度を変えながら歩く
(例:大股→小股、遅→速)
(1)音楽の合図で方向を変える
進行方向を変えることで、逆流による水圧を感じながら歩く
(2)手拍子で速度を表現する
2 つたい歩き (1)プールサイドにつかまりながら、普段の歩幅で一方向にゆっくり歩く (1)つま先→かかとの順に着地する
3 後ろ歩行 (1)軽く手を振りながら、普段の歩幅で歩く (1)一方向に水流ができてきたら、合図で歩く方向を変える
水圧で前に進まない感覚を体験し、それが運動になることを説明しながら行う
4 腕の動作 (1)両腕を広げ掌を正面に向け、後ろから前に動かす (1)背中の方から水を囲うように動かす
水の深さで抵抗を変える
5 前歩行
(1)外股
(2)内股
(1)両足を肩幅に開き、指先を外側に向けて歩く
(2)両足を肩幅に開き、指先を内側に向けて歩く
(1)膝を伸ばして、土踏まず部分から前に出すように意識する
(2)膝を伸ばして、くるぶし部分から前に出すように意識する
AW-2
 
<注意事項>
・1はウォーミングアップ程度に行い、後ろ歩行を中心にプログラムを展開する
・後ろ歩行は、プールサイドや他の人にぶつかったりしやすいので、慣れるまではゆっくり行う
・体重を背中方向にかけると転倒しやすいので注意する
・腕の動作は、後ろから前に水をかくと推進力が加わり移動しやすい
 
<負荷量>
・運動時間は、20〜30分程度
・各動作25m、2〜3回程度
 
3-(1):
軽く手を振りながら、普段の歩幅で歩く
 
5-(1):外股
 
5-(1):内股







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