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うちらのことも知っておくれやす
うちらは、関西人・日本人・東アジア人・アジア人・地球人。
うちらの音業を、地球音楽の立場で客観的に眺めたら 一体どんなんやねん。ほな、それを
(い)音楽の4要素とその土壌
4要素
 
<1・リズム>
 
◇周期
伸び縮みがある+規則的な周期→ミャンマーより東。
 
 
西
規則的な周期→インドより西
 
◇強弱支配 
表と裏の間など色々→洋楽で言う変拍子も自在にガムランなど拍子の後ろの方に強拍が来るのが多い。
 
 
西
強弱支配→ゲルマン系言語から来る
 
◇拍子
複雑、16・・・64・・・拍子
 
 
 
 
インドネシア・インド・西アジアなどは千変万化
 
 
西
単純、2・3拍子の組み合わせ
 
◇指揮
不要→気で合わせるので。もちろん、立て役は居る。
 
 
西
教科書に出ている振り方はゲルマン系音楽用
 
 
 
 
ラテン系は手のひらを上にして上へ上げる方が合う。
 
◇縦の線
合わす時やずらせる時など色々
 
 
 
 
→つかず離れずが如く、旋律の絡みによる厚み・細やかさがや必要やさかいに縦の線はあまり意識せぇへん。
 
 
西
合わす→和声支配があるさかいに。
 
<2・旋律>
 
◇旋律線
東=核音支配
 
 
西=和声支配
 
◇終止音
東=核音
 
 
西=主音
 
◇音程
東=微分音程など色々
 
 
西=ほぼ平均律
 
<3・楽曲購成>
 
◇変奏
東=気に入った節を自由に
 
 
西=一定の節をそのまま
 
◇速度
東=自然に早くなればそれに乗る
 
 
西=一定を保つ
 
◇修飾
東=旋律線の絡み+小節・ゆり・すり など
 
 
西=旋律+低音+和声
 
<4・音色>
 ◇東=さわりの音色、つまり、渋い。楽音も勿論ある。
日本人は、自然音や心を司る左の脳で処理する。
 西=楽音のみ、つまり、まろやか。さわりの音色は、雑音として嫌う。
 
 
○息の音
・・・
尺八は生かす(フルートはさせへん)。
 
○箏
・・・
爪が糸に当たる音、糸をこするなど色々な奏法がある。
 
○三味線
・・・
バチが糸に当たる音・一の糸がさわりの山に触れる。
 
○太鼓
・・・
バチが皮に当たる音がする。その効果で自然描写が得意。
 
○声
・・・
渋さ・張りなど色々な発声方法がある。
 
 
 
音色で歌い手や弾き手が判る。
 
4要素の土壌
 
◇自然とのつき合い方
東=自然との共存を母とする東洋文明。
 
 
西=自然を支配する西洋文明(宇宙開発はこれによる)。







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