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2001年度のNPOに対する税制優遇措置をふまえた寄付に関する調査の実施

 事業名 市民活動支援に係る寄付に関する調査
 団体名 浜松NPOネットワークセンター  


第2章 アンケート調査結果
1. 調査実施概要
 
(1)調査時期 平成14年2月
(2)調査方法 静岡銀行浜松支店と、浜松経済クラブに配布を委託
(3)調査対象 浜松市の企業経営者
(4)調査項目 巻末参考資料参照
(5)回収状況 15社 11.6%
 
2. NPO
 
(1)NPOの認識
 
 約7割の企業が、NPOについてどのような活動をしているか、ある程度理解しているようだ。新聞やメディアでほぼ毎日何らかの記事や報道がされているが、「NPO」という名称は知っているものの、ヒアリングによる調査で具体的に尋ねると実際何の略なのか、具体的にどのような分野で活動を行う組織なのか、明確には認知していないようである。
 
問1. NPOとはどのような活動をする団体かご存知でしたか?
 
(1)知っていた
67%
(2)知らなかった
33%
 
 
(2)浜松NPOネットワークセンターの認識
 
 当センターについての認識はまだ企業に対しては薄いようである。今後“浜松サポート資源ネットワークシステム(仮称)”において企業とNPOの強力な関係を築き上げるにも企業に対し一層のアピールを行なわなくてはならないと感じた。
 
問2. 「浜松NPOネットワークセンターをご存知でしたか?
 
(1)知っていた
40%
(2)知らなかった
60%
 
 
3. 企業の社会貢献
 
(1)企業の考える「社会貢献」
 
 「誰に」対して社会貢献をするかについて、回答は2種類に分かれた。約半分の企業が社会貢献活動は「(1)NPO・NGO」、「(2)民間任意団体」、「(3)学校」、「(4)行政」、「(5)商工会議所」、「(6)自治会」などに対し幅広く行うものとしたが、残り半分は、「(4)行政」、「(5)商工会議所」、「(6)自治会」など、身の回りのアクセスしやすい団体に対して行うとした。
 また、「何を」提供する事が社会貢献かについては、「(1)物品や資金の寄付・提供」、「(2)場所の提供」、「(3)人材の提供」、「(4)技術・ノウハウの提供」と多岐に渡り行うと回答した企業があった。企業によっては人材や場所のみ、あるいは本業で提供している(有償)サービスや品物を通して社会貢献していると考える企業も多かった。企業の規模や業績は回答を左右する大きな要因だったようだ。
 
問3. 御社の考える「企業の『社会貢献』とは何ですか?AからBを線で結んで下さい。
(A)誰に
(1)NPO NGOに
(2)民間任意団体に
(3)学校
(4)行政
(5)商工会議所等の業界・経済団体
(6)自治会
(7)宗教団体
(8)その他
 
問3. 御社の考える「企業の『社会貢献』とは何ですか?AからBを線で結んで下さい。
(B)何を
(1)物品の提供・寄付
(2)資金の提供・寄付
(3)場所の提供
(4)人材の提供
(5)技術・ノウハウの提供
(6)その他
 
 企業経営者の考える「社会貢献」は様々なレベルがあり、例えば、企業の存続そのものが社会貢献(営利を目的として物品やサービスを売買したり、雇用を増やしたりする等、企業があること自体が「社会貢献」)との考から、会社の事業とは全く関係のない分野への社員のボランティア派遣等、経営者の考えによりその定義をどこに置くかで「社会貢献」の意味が変わってくることがわかった。「社会貢献」を幅広く考えなければならない一方で、「社会貢献とは?」企業経営者に問い直さなければならないだろう。
 ただ、かなり多くの企業経営者が社会貢献しているという認識を持っている事から、浜松市においても企業フィランソロピーがさらに発展していくことは期待できると感じた。
 
(2)企業の「社会貢献活動」の実態
 
 回答を寄せたほとんどの企業は、当センターが考える「社会貢献活動」を何らかの形で行っている。
 
問4. 御社では社会貢献活動を行ったことがありますか?
 
(1)以前行ったことがある
7%
(2)現在も行っている
85%
(3)行ったことはない
7%
 
 
 具体的に「(A)誰に」「(B)何を」行ったのか(行っているか)をみると、対象は、「(1)NPO・NGO」、「(2)民間任意団体」、「(3)学校」、「(4)行政」、「(5)商工会議所」、「(6)自治会」、「(7)宗教団体」など様々で、内容は「(8)その他」の会社周辺や湖岸海岸の清掃活動である。
 「(A)誰に」「(B)何を」の組み合わせでは、「(6)自治会」や「(5)商工会議所」へ「(1)物品の提供・寄付」と「(2)資金の提供・寄付」である。
 
問5−1. どのような社会貢献ですか?AからBを線で結んで下さい。
(A)誰に
(1)NPO NGOに
(2)民間任意団体に
(3)学校
(4)行政
(5)商工会議所等の業界・経済団体
(6)自治会
(7)宗教団体
(8)その他
 
問5−1. 御社の考える「企業の『社会貢献』とは何ですか?AからBを線で結んで下さい。
(B)何を
(1)物品の提供・寄付
(2)資金の提供・寄付
(3)場所の提供
(4)人材の提供
(5)技術・ノウハウの提供
(6)その他
 
(3)「社会貢献活動」の結果、期待すること
 
 「企業イメージの向上」や「社員のモラルの向上」等、企業のメリットに直接つながる回答が多く見られたが、間接的に影響してくる「地域社会の安定」を考える企業も半数近くあった。
 
問5−1. 御社の考える「企業の『社会貢献』とは何ですか?AからBを線で結んで下さい。
(1)何も期待しない
(2)企業イメージの向上
(3)社員のモラル向上
(4)企業の宣伝・広告
(5)マーケティングに役立つ
(6)マスメディア等への露出
(7)貢献寄付した団体からの結果報告
(8)地域社会の安定
(9)その他
 
(拡大画面:14KB)
 
 「社会貢献活動」の感想や意見や問題点などの自由回答としては、例えば、企業が参加した社会貢献活動については社員のモティベーションアップにつながったという建設的な意見がある反面、主催関係者の挨拶が長く実行時間が短い、社会貢献活動は自営業者か職業を持たない人が行うもので仕事の時間を割いてまで行うものではない、との意見もあった。今回アンケートや取材に答えて戴いたのは殆どが浜松の中小企業経営者や管理職の方が多く首都圏の大企業のように自社主催で自発的に社会的責任を担うような規模の大きい活動は見られなかった。
 
(4)「社会貢献活動」を行わない(行ったことのない)理由
 社会貢献を行ったことがないと回答したのは一社でその理由としては、興味がないからという回答であった。
 
問6−1. 社会貢献活動を「(3)行ったことは無い」方にお伺いします。なぜ行わないのですか?
(1)興味がないから
(2)どのように行ったら良いかわからない
(3)誰(対象者)に行って良いかわからない
(4)何(対象物)を提供して良いかわからない
(5)機会(きっかけ)がない
 
(5)今後の「社会貢献活動」
 
 今後の「社会貢献活動」については、半数は無回答で次いで「(2)機会があれば行いたい」が最も多く、受け身であることが分かる。電話によるヒアリングでもそれは顕著で、社会貢献を何らかの形で行っているとする企業が前半の質問では大半を占めていたにもかかわらず、本当は社会貢献とは会社周辺の清掃や顧客に対する商品の提供などではなくお金とエネルギーを必要とするので受け身になる傾向があるようだ。自社で社会貢献(お金とエネルギーを要する)活動は主催できないが他企業から参加の要請があれば参加したいという企業が多かった。
 
問6−2. 今後、社会貢献活動を行いたいと思いますか?
 
(1)ぜひ行いたい
6.7%
(2)機会があれば行いたい
40%
(3)あまり興味がない
6.7%
(4)行わない
0
無回答
46.7%







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