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NPOあゆみかん設立
《はじまり》 平成5年より開始した障害者地域生活支援事業の、今後の継続性と透明性そしてより多くの人々の創造性と利用を目指し、平成12年2月1日設立申請。6月1日認証。6月15日登記を完了し『特定非営利活動法人障害者自立生活支援センターあゆみかん』(略称=NPOあゆみかん)としての活動が始まりました。
《大切なこと》 現理事長が、精神障害者の方に初めて出会った時の思いであります「精神障害の人達が、知的や身体障害の人達を支援することはできないのだろうか?」という障害者間の助け合いを大切に、障害があっても社会の中で持てる力を出して就労・社会参加することを中心に生活支援を考えています。
《内容》 具体的には、障害者の自立・社会参加、及び高齢者の生活支援を目的に、次のようなプログラムを立てています。
 
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<連緒先> 〒115−0044 赤羽南2−6−6 あゆみ福祉会館スカイブリッジ21
TEL/FAX 03−3598−8810
NPOあゆみかん お気軽にお声をかけてください。
 
《夢》 アプローチの方法は、それぞれのスタッフ、メンバー、ボランティアさんによって違っていても、共に目指すところは障害者支援(引いては自己支援)であり、誰でもが住みよい町づくりです。そこへ集う方々へ、障害のこと、生活のこと、そして生きることを、知っていただくこと。そして誰でも高齢者となり(障害を得ることも在りうる)それを自分のこととして考えられるような社会づくりへと、夢は広がります。
三遊亭京樂師匠
 
《町づくり企画1》 日本財団支援、「福祉落語鑑賞会」を6月23日開催しました。はじめに相談役の前島富子さんから、御主人の障害と生き方についてお話をいただきました。次に三遊亭京樂師匠及び弟弟子の方々により、古典落語で語り継がれてきた、障害者と彼らを自然に受け入れている町の人々の姿が、「道具や」「金明竹」「心眼」、そして新作落語の「桜の下の車椅子」を通して生き活きと語られました。
 その後、TV局の方、家族会、当事者の方、職員など約20名で、座談会を持ち、予定時間過ぎまで盛り上がりました。これをきっかけに「福祉落語」がTV朝日の新入社員研修の企画として取り上げられるようになったのは大きな成果です。
《町づくり企画2》 「精神保健ボランティア研修〜シニア対象〜」を8月21日から実施しています。定員を超える申し込みがあり、精神保健に関心を持つ方が増えつつあることを感じています。
《参加しませんか!》 色々な企画を通し誰もが持てる力を発揮し、そしてそれが地域の活性化につながるような活動。それがNPOあゆみかんの目指すところです。みなさん!。ともに町づくりをしませんか。
 
〜地域の中に理解者を増やしたいと思っています〜
 
地域の皆様へ
*障害者理解の為の各種企画 *車椅子斡旋・貸し出し(無料)
*実習・見学者・ボランティアを受け入れます。
2000.9.8
 
 この事業は、NPOあゆみかんの会員である、障害当事者・高齢者・地域のボランティアさんが、会場設営・本冊子のパソコンの打ち込み・製本等、様々な作業を担当しながら、共につくりました。







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