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2. 宿泊、食事等
 OSCC宿泊期間中は、OSCC宿泊施設にフライトの都合で早期に来日(11月10日(日)2名)した研修受講者を含め研修受講者全員を収容した。
 なお、OSCC宿泊期間における食事は3食をOSCC食堂において提供した。JICA研修員及びこれまでの研修の処遇の知見を踏まえ、昼食及び夕食は2種類のメニューを用意した。
 地方運輸局等における実習の期間における宿泊施設については1食(朝食)付シングルルームの条件で次のとおり確保した。
 
研修受講者 実習担当局等 宿泊施設
 ・Mr.Xie Hui
 ・Mr.Lee Chang-Yong
 ・Mr.Maxim V.Himchenko
 ・Mr.Nguyen Van Hoa
関東運輸局 OSCC
関東運輸局東京運輸支局
関東運輸局川崎海事事務所
 ・Mr.Kim Chul-Hong
 ・Mr.Mohamad Rosni Othman
中部運輸局 名古屋不二パークホテル
中部運輸局三重運輸支局
 ・Mr.Mao Hongxin
 ・Mr.Do Myung-Hwan
近畿運輸局 大阪キャッスルホテル
近畿運輸局和歌山運輸支局
 ・Mr.Alex Enrique Spencer Cooper
 ・Mr.Wu Hui
 ・Mr.Kim Dong-Su
 ・Mr.Wifred Asugas Burgos
神戸運輸監理部 ホテルヴィアマーレ神戸
神戸運輸監理部姫路海事事務所
 ・Mr.Park Seong-Tae
 ・Mr.Pablito Lazado Sancha
中国運輸局 広島東急イン
中国運輸局山口運輸支局 アド・ホックホテル丸福
 ・Mr.Sun Jun
 ・Mr.Ong Soon Huat
中国運輸局尾道海事事務所 グリーンヒルホテル尾道
中国運輸局岡山運輸支局水島海事事務所 水島国際ホテル
 ・Mr.Xu Zhihai
 ・Mr.Gennady D.Kupriyanov
四国運輸局 高松東急イン
四国運輸局愛媛運輸支局
 ・Mr.Mohamad H.Samsuri
 ・Mr.Vo Minh Tien
九州運輸局 ステーションホテル小倉
九州運輸局福岡運輸支局
九州運輸局下関海事事務所
 
3. 研修受講者の受入れ
 フライトの都合で11月10日(日)早期来日した2名及び11月11日(月)に来日した18名の受入れ業務をOSCC施設管理委託会社の当直員の協力を得て実施した。(研修受講者到着・出発リスト:別紙5)
(1)チェックイン
 研修受講者の到着後、氏名等を確認し、翌朝までの生活に必要なブリーフィングを行った。
(2)作業服等の貸与及び支給
 各人のサイズを確認し、実習用として防寒服、作業服、安全靴及びヘルメットを貸与し、作業靴下、作業手袋及びタオルを支給した。
(3)写真撮影
 11月12日(火)朝、各人の上半身写真を撮影し、写真入り名簿を作成した。
 
4. 防寒服等
 実習用として、次のとおり不足分の防寒服(静電防止加工で背部に「TOKYO MOU」とプリントしたもの)及び安全靴(静電防止加工)を購入した。
 
防寒服 4Lサイズ 1着
ELサイズ 1着
LLサイズ 3着
安全靴 27cm 4足
26cm 4足
25cm 2足
 
 また、作業靴下、作業手袋及びタオルを購入した。
 
5. 研修受講者の移動
 OSCCと実習期間中の宿泊施設との移動、実習期間中の宿泊施設と実習を担当する国土交通省地方運輸局(運輸支局及び海事事務所を含む)又は神戸運輸監理部との間並びに宿泊施設と実習現場との間の研修受講者の移動については次のとおり交通手段を確保し、研修の円滑な実施を図った。
 
研修受講者 実習担当局等 OSCCから実習期間中の宿泊施設との間の移動交通手段 宿泊施設と実習担当局等(含実習現場)との間の移動交通手段
 ・Mr. Xie Hui
 ・Mr. Lee Chang-Yong
 ・Mr. M. V. Himchenko
 ・Mr. Nguyen Van Hoa
関東運輸局、同東京運輸支局及び同川崎海事事務所 移動せず 横浜市営地下鉄、徒歩
 ・Mr. Kim Chul-Hong
 ・Mr. Mohamad Rosni Othman
中部運輸局及び同三重運輸支局 タクシー(OSCC〜新横浜駅) 新幹線(新横浜〜名古屋) タクシー(名古屋駅〜宿泊施設) タクシー、徒歩
 ・Mr. Mao Hongxin
 ・Mr. Do Myung-Hwan
近畿運輸局及び同和歌山運輸支局 タクシー(OSCC〜新横浜駅) 新幹線(新横浜〜大阪) タクシー(大阪駅〜宿泊施設) JR、大阪市営地下鉄、タクシー、バス、徒歩
 ・Mr. Alex Enrique Spencer Cooper
 ・Mr. Wu Hui
 ・Mr. Kim Dong-Su
 ・Mr. Wifred A. Burgos
神戸運輸監理部及び同姫路海事事務所 タクシー(OSCC〜新横浜駅) 新幹線(新横浜〜新神戸) タクシー(新神戸駅〜宿泊施設) JR、私鉄、タクシー、徒歩
 ・Mr. Park Seong-Tae
 ・Mr. Pablito Lazado Sancha
中国運輸局及び同山口運輸支局 タクシー(OSCC〜新横浜駅) 新幹線(新横浜→徳山) タクシー(徳山駅〜宿泊施設) 新幹線(徳山→広島) タクシー(広島駅〜宿泊施設) 新幹線(広島→新横浜) タクシー、徒歩
 ・Mr. Sun Jun
 ・Mr. Ong Soon Huat
中国運輸局尾道海事事務所及び中国運輸局岡山運輸支局水島海事事務所 タクシー(OSCC〜新横浜駅) 新幹線(新横浜→新倉敷) タクシー(新倉敷駅〜宿泊施設) 新幹線(新倉敷→新尾道) タクシー(新尾道駅〜宿泊施設) タクシー、徒歩
 ・Mr. Xu Zhihai
 ・Mr. Gennady D. Kupriyanov
四国運輸局及び同愛媛運輸支局 タクシー(OSCC〜上大岡駅) 京浜急行(上大岡〜羽田空港) 航空機(羽田〜高松) タクシー(高松空港〜宿泊施設) タクシー、徒歩
 ・Mr. Mohamad H. bin Samsuri
 ・Mr. Vo Minh Tien
九州運輸局、同福岡運輸支局及び同下関海事事務所 タクシー(OSCC〜上大岡駅) 京浜急行(上大岡〜羽田空港) 航空機(羽田〜北九州) タクシー(北九州空港〜宿泊施設) JR、タクシー、徒歩
 
 また、移動については、次のとおり送迎サービスを行った。
 
研修受講者 実習担当局等 送迎サービス内容
 ・Mr. Xie Hui
 ・Mr. Lee Chang-Yong
 ・Mr. Maxim V. Himchenko
 ・Mr. Nguyen Van Hoa
関東運輸局、同東京運輸支局及び同川崎海事事務所 11月18日 OSCCから関東運輸局まで同行
 ・Mr. Kim Chul-Hong
 ・Mr. Mohamad Rosni Othrnan
中部運輸局及び同三重海事事務所 11月16日 OSCCから新横浜駅まで同行、見送り 11月27日 新横浜駅で出迎え、OSCCまで同行
 ・Mr. Mao Hongxin
 ・Mr. Do Myung-Hwan
近畿運輸局及び同和歌山運輸支局 同上
 ・Mr. Alex Enrique Spencer Cooper
 ・Mr. Wu Hui
 ・Mr. Kim Dong-Su
 ・Mr. Wifred A. Burgos
神戸運輸監理部及び同姫路海事事務所 11月16日 OSCCから新横浜駅まで同行、見送り 11月27日新横浜駅で出迎え、OSCCまで同行
 ・Mr. Park Seong-Tae
 ・Mr. Pablito L. Sancha
中国運輸局及び同山口運輸支局 同上
 ・Mr. Sun Jun
 ・Mr. Ong Soon Huat
中国運輸局尾道海事事務所及び中国運輸局岡山運輸支局水島海事事務所 同上
 ・Mr. Xu Zhihai
 ・Mr. Gennady D. Kupriyanov
四国運輸局及び同愛媛運輸支局 11月16日 OSCCから羽田空港まで同行、見送り 11月27日 羽田空港で出迎え、OSCCまで同行
 ・Mr.Mohanrad H. bin Samsuri
 ・Mr. Vo Minh Tien
九州運輸局、同福岡運輸支局及び同下関海事事務所 同上
 
6. 配布した資料
 研修受講者の日本滞在中における生活の便宜を図るため、下記の資料を配布した。
 
(1) YOKOHAMA MAP ((財)横浜観光コンべンション・ビューロー発行)
(2) TOURIST MAP OF TOKYO (国際観光振興会発行)
(3) Tokyo (国際観光振興会発行)
 
7. 運動施設等の開放
 研修受講者には、OSCC宿泊期間中、テニス、バスケット、卓球、ビリヤード、フィットネス等のOSCCの運動、娯楽施設を開放した。
 また、OSCCコンピュータ室を開放し、インターネット等を自由に利用させた。
 
8. その他
(1)研修受講者記録の作成
 今後のわが国関係者と研修受講者間相互のコミュニケーションに役立てるため、別紙6の様式により、全受講者についてポートステートコントロール研修受講者記録を作成し、TMSに提出した。
(研修受講者記録様式:別紙6)
(2)修了証書
 TMSが研修終了者に対して交付する修了証書については、別紙7の様式により20枚作成し、TMSに提出した。
(修了証書様式:別紙7)
(修了証書発給番号:別紙8)
 
III. 研修受講者の評価
 研修全般及び講義に対する評価票を基に、研修最終日に本研修に対する評価会を行った。概要は次のとおりである。
(1)全体的な構成に異存は無かった。
(2)一部の講師の講義の内容とプレゼンテーションに改善を望む声があった。
(3)地方運輸局での実習については、夫々の実習場所によって実習の内容と頻度にばらつきがあるとの指摘があった。
 
IV. 所見
 この研修は、過去にTMSのポートステートコントロール検査官初級研修またはExpert Missionでの研修を受けた者、或いは自国においてポートステートコントロールに充分経験のある者を対象に、より高度な知識と理解を習得させるためにポートステートコントロールの実務を担当している地方運輸局等での実習を中心に実施された。
 前回の問題点を配慮して、円滑に且つ実効のあるものとすることが出来た。この場を借りて、重ねて、国土交通省をはじめとする関係各機関の皆様方のご指導、ご協力に感謝する次第である。
 なお、今後この研修をより実りあるものとするため、細部においてはさらに次のような配慮をすることとしたい。
(1)地方運輸局等での実習日を出来るだけ多く確保する。
(2)OSCC以外の宿舎と実習先庁舎との交通手段として、すべてがタクシーを利用しているが、場所によっては電車や徒歩の方が、より速く、より安い場合もあるので再検討したい。







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