日本財団 図書館


平成14年度 名古屋海洋少年団
海事思想の普及活動事業報告(その6)
親子カヌー・カッター教室
 名古屋海洋少年団では、毎年春季と秋季の時期に小学生低学年を対象に親子カッター教室を実施してきました。今年は5月から愛知県カヌー協会の指導員の指導のもとカヌースクールを実施してきており、秋季の親子カッター教室にカヌーも取り入れた募集を行いました。募集案内は名古屋海洋少年団の体験希望者の親子カヌー・カッター教室のご案内として、「日本における教育問題は大学受験から始まり、高校受験、中・小学校受験までしのぎを削る形で現れてきており、子どもたちがゆとりある生活を取り戻し、家庭や地域社会・あるいは青少年の健全育成のための各種の青少年団体への参加もできなくなっていきいます。文部科学省がゆとりを取り戻すために実施しました完全週5日制も十分に活用されていません。名古屋海洋少年団では、親子で1日楽しんでいただきたいと一般の小学生及び親御さんを対象に1日体験を企画しました。今まではカッター教室でしたが、カヌー協会のご指導がいただけますので、カヌー教室も行います。この機会に、名古屋海洋少年についてご理解していただければと思います。」という内容で、新聞の行事欄を見て申込みいただいた方にお送りしました。当日は15組42名のご家族が参加されました。子どもたちはカッターもカヌーも初めてで、大変喜んで指導を受けていました。特にカッターではお父さんやお母さんと一緒に大きなオールを力一杯汗を出しながら頑張って漕いでいました。終わったあとの反省会で楽しかった、またやりたいとの意見が聞かれました。親御さんも結構子ども一緒に楽しんでいました。
 
事業概要
1.事業内容 名古屋海洋少年団体験希望者の親子カヌー・カッター教室
2. 日時 平成14年11月3日
3. 場所 海洋トレーニングセンター
4. 主催 名古屋海洋少年団・名古屋海洋少年団育成会
5. 協力 愛知県カヌー協会指導員
6. 参加人数 親子15組 74名(内名古屋団関係者32名)
7. 費用 無料
8. 活動内容 親子3グループに分かれて名古屋海洋少年団の活動を体験していただく。カヌー体験グループとカッター体験グループと手旗・ロープ結び体験グループに分かれて、午前と午後に順番に交代で体験。
9. 日程 AM.10:10〜10:30 海洋少年団活動の説明と日程、注意事項
AM.10:40〜12:00 3グループに分かれて体験
PM.12:10〜13:20 昼食
PM.12:20〜15:00 3グループに分かれて体験
PM.15:00〜15:30 あとかたづけ・着替え
PM.15:30〜16:00 体験を終えての反省会
 
平成14年度 愛知県連盟
海事思想の普及活動事業報告(その7)
名古屋港フレンドリーポート
 毎年恒例の名古屋港ガーデン埠頭におけるお祭りである。「名古屋港にみんなの夢でっかく描こう」をキャッチフレーズに、関係官庁・公共的機関・関係企業等により、「フレンドリーポート2002秋」と名付けて、集いの広場をメイン会場とし、ジュティ広場等と共に、ガーデン埠頭一帯で、アトラクションを中心としたイベントを各種展開した。
 愛知県連盟としては、協力団体として中日海洋少年団を主体に父兄を含め、約100名が参加し、会場の整理・ゴミ拾い・ゴミの弁別収集のPRを実施した。この催事は各新聞・テレビ・市の各種広報紙・チラシで広く紹介されたものである。
 当日の来場者は5万人と、主催者から正式発表がありました。
 
事業概要
1. 事業内容 名古屋港フレンドリーポート2000秋の協力奉仕事業
2. 日時 平成14年11月4日
3. 開催場所 名古屋港ガーデン埠頭一帯
4. 主催 名古屋港管理組合・名古屋港文化センター・中部日本放送
5. 後援 コンテナ埠頭・中部電力・埠頭公社・名古屋港観光施設協議会
5. 協力 愛知県連・中日海洋少年団
6. 参加資格 一般小学生・中学生・親
7. 参加人数 500名(内中日団関係者100名)来場者5万人
8. 活動内容 終日会場の整理、クリーンキャンペーン隊(ゴミの分別収集のPR、ゴミ拾い)
9. 日程 10:00〜 オープニング
10:00〜17:00 キャラクターショウをはじめ各種のイベント・コンサート、オーディション、その他
17:00 大抽選会で終了
 
平成14年度 名古屋海洋少年団
海事思想の普及活動事業報告(その8)
野外活動センターでのディキャンプ
 団員拡充モデル事業として、日本連盟から整備器材としていただいたキャンプ用品を利用して、名古屋市の施設である武豊活動野外センターでディキャンプを企画しました。
 参加募集については、今まで親子カッター教室に参加した人、親子カヌー・カッター教室に参加した人、夏の郡上郡美並村キャンプに参加した人、春休みのフェリーの旅に参加した人たちに案内を送り、参加を呼びかけました。名古屋駅から名鉄電車で武豊まで行きそこから歩いて15分のところにある野外活動センターは、キャンプもでき、フィールドアスレチックスや野球場、テニス場も備えており、雨が降っても炊事できるように屋根になっており、当日の昼食は判別に分けて飯盒炊飯とカレーライスを作りました。夏のキャンプにスタッフとして参加してくれた学生の応援も10名程あり、全体で50名の参加がありました。
 飯盒炊飯ではグループによっては、焦げた班、ちょっとやわらかいなと思う班、おいしく炊けた班と色々ありましたが、カレーライスもみんなで作りおいしく食べました。午後からはグループ毎にフィールドアスレチックスの体験や野外広場でドッチボールやブランコなど時間がくるまで楽しく遊びました。今回は集合場所が一応名古屋駅としましたが、家族の方で送っていただける方は現地集合としました。3分の1は現地まで親が送ってきてくれました。スタッフが両方に分かれて対応しましたが、親の参加は送ってきていただいたのみで、ほとんどは帰っていかれ子どものみの参加でした。子どもの中には土曜日からきてテントで1泊したいという希望もあり、来年度検討することにしました。
 
事業概要
1. 事業内容 武豊野外活動センターでディキャンプを楽しもう
2. 日時 平成14年11月24日
3. 場所 名古屋市武豊野外活動センター(知多郡武豊町字下山ノ田64−46)
4. 主催 名古屋海洋少年団
5. 協力 美並村キャンプ実行委員会学生スタッフ
6. 参加資格 小学生・中学生
7. 参加人数 78名(内名古屋団関係者25名)
8. 費用 交通費・食費材料費実費
9. 活動内容 AM. 09:00 名古屋駅集合
AM.10:00 武豊野外活動センター(現地集合の人)
AM.10:30 あいさつ・班編成・食事準備の役割分担
AM.11:30 昼食用意(飯盒炊飯とカレーライス作り)
PM.13:30 フィールドアスレチックス・ゲーム等で遊ぶ
PM.16:00 武豊野外センター出発
PM.17:00 名古屋駅到着・解散
 
平成14年度 名古屋海洋少年団
海事思想の普及活動事業報告(その9)
JRとバス利用でチャオ御岳スキー場
日帰りスキースクール
 名古屋海洋少年団では毎年年末に3泊4日で、長野県野沢温泉スキーを計画してきました。この行事は一般の方々にも参加を呼びかけてきましたが、昨年は実施することができませんでした。団員や親御さんからの要望もあり、1日の日帰りスキーを計画することにしました。折角、団員拡充モデル事業を続けてきていますので、今回も一般参加者を募集することにしました。子どもたちが参加するスキーですから夜行は止めて、朝早く出発を考えました。しかし、バスだと混雑して渋滞に巻き込まれると2時間や3時間遅れることが予想されるので、今回はJR特急利用して木曽福島まで行き、そこからバスでチャオ・御岳スキー場にしました。JR利用ですので、ほとんど混雑で遅れることはなく時間通りに到着しますので、心配する必要がありません。
 初めての人も参加するので、現地では初心者の人中心にスキースクールに入って基礎を教えていただくことにしました。日帰りなので小学生低学年も参加可能で、募集も小学生1年生からにしました。
 
事業概要
1. 事業内容 日帰りスキースクール
2. 日時 平成15年2月16日
3. 場所 チャオ御岳スキー場
4. 主催 名古屋海洋少年団・名古屋海洋少年団育成会
5. 協力 学生スタッフ(美並村キャンプに参加した人)
6. 参加資格 小学生低学年・中学生
7. 参加人数 30名(内名古屋団関係者17名)
8. 費用 実費徴収
9. 活動内容 AM.06:40 名古屋駅集合
AM.07:10 名古屋駅発(JR特急しなの)
AM.10:00 チャオ御岳スキー場着
PM.17:00 チャオ御岳スキー場出発
PM.18:10 木曽福島駅発(JR特急しなの)
PM.19:40 名古屋駅着・解散
 
平成14年度 名古屋海洋少年団
海事思想の普及活動事業報告(その10)
バンフ国立公園・バンクーバー訪問
カナダ交流と大自然の旅
 名古屋海洋少年団では、毎年春休みにJSF国際交流後援会と在名古屋カナダ領事館のご協力をいただいて、小学生・中学生・高校生を対象にカナダ交流と大自然の旅を計画してきました。今年も3月に実施することにしました。今や国際化時代と言われ、世界の様々な国々との交流なしには生きていくことができなくなっています。名古屋海洋少年団では今から14年前にカナダとの交流を始め、積極的に国際交流に力を入れてきました。
 今春の企画は、カナダの雄大な大自然がいっぱいなロッキー山脈、その中でももっとも美しいバンフ・レイクルイーズスキー場でのスキーレッスンと、日本ではほとんど体験ができない犬ぞりとカーリングの体験。バンクーバーではスタンレーパークを始め、キャピラノ渓谷、白い鯨がいる水族館等、カナダの文化を学ぶ機会にするとともに、日系の子どもたちとの交流会も予定しています。
 活性化事業の最終が3月31日ですので、ちょうど帰国の日にあたりこの事業の報告はできませんが、毎年の恒例の事業で例年参加した子どもたちや親御さんからは大変楽しく交流ができ感謝の手紙や電話がありました。参加した子どもたちの中から団員に入団した人もおり、すでに高校生、大学生になった人で日本海洋少年団連盟主催の国際交流事業に積極的に協力してくれている人もいます。今後のも国際交流事業は日本海洋少年団連盟にとっても、海洋少年団団員にとっても避けて通れない魅力ある事業であることを、この事業を通して理解をしていただきたいと思います。
 次頁に募集内容を載せておきます。
 
事業概要
1. 事業内容 カナダ交流と大自然の旅
2. 日時 平成15年3月25日〜平成15年3月31日
3. 場所 カナダ・バンフとバンクーバー
4. 主催 名古屋海洋少年団・JSF国際交流後援会
5. 後援 在名古屋カナダ領事館
6. 参加資格 小学生4年生以上・中学生・高校生
7. 参加人数 20名(内名古屋団関係者8名)
8. 費用 実費徴収
9. 活動内容 3月25日 名古屋空港出発→成田経由→カルガリー空港
3月25日〜27日 バンフでスキー・犬ぞり・カーリング
3月28日〜29日 バンクーバーで市内観光・交流会
3月30日 バンクーバー空港発
3月31日 名古屋空港着・解散







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