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ハ. 村内の道路交通状況
 村内の道路交通状況は、平成11年の道路交通センサスや村で行なった交通調査から、「図III−2−2 平成11年度 滝沢村の自動車交通現況」のようになっている。
 また、将来の交通を予測するために、交通センサスのOD表をもとに、村において再整理したOD表を作成し、整理した結果、平成32年度のネットワークは「図III−2−4 平成32年度 ネットワーク配分」のようになった。
 この予測結果から、国道4号及び国道46号並びに国道間を結ぶ道路への交通の集中が予想され、今後の対策が必要と考えられる。
 このことから、これらの路線に対する自家用車流入量を減少させる必要があると考えられる。
 
 なお、ここで採用した将来交通の予測手法は、以下のとおりである。
(a)滝沢村内の交通を把握するため、交通センサスにおけるゾーンごとのOD表を人口比により細区分し、新たなOD表を作成した。
(巻末資料 滝沢村平成11年度OD表、滝沢村平成32年度OD表、及び滝沢村OD表ゾーン図参照)
(b)現況道路、将来整備予定道路などを想定し、ネットワーク図を作成した。
(c)細区分したOD表をもとに、発生集中点をネットワーク図に設定した。
(d)通行のしやすさ、混雑状況などをもとに、各道路について重み付けを行った。
(e)コンピュータ上でシミュレーションを行い、同一地点に向かうのに、最短時間で到達する路線を優先的に選択させ、交通量を想定した。
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図III−2−2 平成11年度 滝沢村の自動車交通現況
 
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図III−2−3 平成11年度 ネットワーク配分
 
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図III−2−4 平成32年度 ネットワーク配分







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