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記入の手引き
【アイドリングストップの励行】
○アイドリングストップはエコドライブの取組のひとつですが、エコドライブの中でも非常に重要な取組です。
〔アイドリンスストップによる経済効果:グリーン経営推進マニュアルP31参照〕
 
○アイドリングストップに関する取組状況は、デジタルタコグラフや運転日報への記載等によって把握することが可能です。
 
○予め、アイドリングストップの実施状況の把握・評価の手法、ドライバーの教育、優良ドライバーの表彰、取組結果をもととした見直しの時期などを定めておき、それに沿った取組を行うことが必要です。
 
【推進手段等の整備】
○エコドライブの実施率を向上するためには、会社としてもエコドライブが容易に実施できるような機器の整備について検討し、計画的に取り組んでください。
〔エコドライブ用の機器等の例:グリーン経営推進マニュアルP32参照〕
 
○エコドライブ用の機器は、業態や営業地域に合わせて選定してください。また、導入にあたっては、計画をドライバーなど従業員に示しながら進めてください。
 
○表の記入方法
A 車両保有台数: 5頁に記入した合計車両台数を記入してください。
B 導入実績台数: 現在導入済の装置の台数を記入してください。
D 追加導入計画台数: 策定している導入計画で今後の追加導入計画台数を記入してください。
F 時期(いつまでに): Dの追加導入計画を最終的に実施するのがいつまでかその時期を記入してください。
 
チェックリスト
(拡大画面:82KB)
 
記入の手引き
○自動車の走行により排出されるCO2や大気汚染物質を削減するためには、低公害車の導入やディーゼル自動車からのLPG自動車またはガソリン自動車への代替え、ディーゼル車の最新規制適合車の導入が最も効果的です。このためには、低公害車について業態に合った車種を選定し、計画的な導入を進めてください。また、最新規制適合ディーゼル車についても、できるだけ前倒しで導入する計画を設定することが期待されます。
 
○一部の地方自治体では、低排出ガス自動車指定制度や粒子状物質減少装置(DPF、酸化触媒)の装着の義務づけなどが行われています。これらについても計画的な取組を進めてください。
 
【低公害車等:導入目標の設定と取組】
○「低公害車等」には、国が策定した「低公害車開発普及アクションプラン」で対象としている「低公害車」、およびディーゼル自動車の代替車として導入した「LPG自動車やガソリン自動車」が含まれます。
・「低公害車開発普及アクションプラン」では、(1)天然ガス自動車、(2)電気自動車、(3)ハイブリッド自動車、(4)メタノール自動車、(5)低燃費かつ低排出ガス認定車、を低公害車としています。
「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に基づく燃費基準(トップランナー基準)早期達成車で、かつ、「低排出ガス車認定実施要領」に基づく低排出ガス認定車。
・営業用車については、上記の低公害車以外に、大気汚染対策として、ディーゼル自動車からLPG自動車やガソリン自動車への代替えが望まれます。
 
○なお、車両重量によって該当する低公害車等がない場合には、最新規制ディーゼル車の導入を進めることが望まれます。
 
○導入計画の有無に関わらず、低公害車等を導入している場合には、レベル1にチェックしてください。
 
○表の記入方法
A 保有台数(低公害車等以外の車両も含めた全車両保有台数):
  6頁で記入した営業用車、自家用車の合計車両台数を記入してください。
B 導入実績台数: 現在すでに導入済の台数を記入してください。
D 追加導入目標台数: 今後追加して導入することを計画している台数を記入してください。
F 目標導入時期(いつまでに): Dで記入した目標を最終的に達成する時期を記入してください。
G 今期分導入計画台数: Dで記入した目標台数のうち今期に計画している台数を記入してください。
※今期分導入計画台数の「今期」とは、今回のチェックリストによる現状把握の時点から、次回予定している時期までの期間をいいます。
 
チェックリスト
3. 低公害車の導入
(拡大画面:106KB)







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