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初級講習用指導書(電気艤装工事編)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


(2)防水貫通要領
(a)電線貫通金物(グランド)
 グランドは、そのケーブルに適合したものを使用し、ナットの締付けは、グランド回し又はウォータプライヤなどで確実に行なう。グランド板の場合は、中央部から先に締付け作業を行なう。
 ケーブルとグランドの適合については、表2.6表2.11を参照のこと。
 
(拡大画面:34KB)
グランドシールは(A)、(B)共電線貫通金物に適合したものを使用すること。
図4.14 グランドを用いた貫通
 
(b)ケーブル貫通箱(コンパウンド充填)
 ケーブル貫通箱内に空隙が生じないようにコンパウンドを充填する。
 
図4.15 ケーブル貫通箱(コンパウンド充填)
 
(c)MCT(マルチケーブルトランジット)
 MCTを防水構造部に使用する場合、防水効果は作業方法に大きく左右されるので、下記事項に注意して作業を行なう。
(1)MCTの前後では、ケーブルを直線状にしておく。
(2)ケーブルに適合したインサートブロックを使用する。
(3)がい装ケーブルの場合、防水性を確実にするため、インサートブロック内面にシーラを塗布する。
(4)インサートブロックの外面に潤滑油を塗布し、作業性を良くする。
(5)ケーブルが貫通しない余分なスペースは、穴なし盲インサートブロックを使用する。
(6)適当な間隔でステイプレートを使用し、インサートブロックを平らにする。
(7)インサートブロックの前後面を平らにする。
 
(拡大画面:42KB)
(注)インサートブロックは、実測により下記の基準に基づいて選定する。
インサートブロック 間隔(x)(mm)
20、30 0.3〜1.2
40、60 0.4〜2.3
90、120 0.8〜5.7
図4.16 MCTの使用例







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更新日: 2008年11月15日

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